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戦士の俺が、魔女に転職します  作者: 炬燵天秤
第1章 魔女に転職します
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第8話 過剰攻撃なウサ耳娘

どうも炬燵天秤です。お久しぶりです。


今回いつもより少し字数が多かったりします。途中のフィアナ視点は別の回にした方が良かったかな………。


それでは、どうぞ。

■ガナード侯爵領、国境駐屯地。


「サーシャ、サーシャ。起きて。もう朝なんだけど?」


「えー………、まだ暗くないですか………?」


寝ぼけ眼のサーシャが眠そうに寝返りを打つ。確かにまだ外は夜明けとも言えない時間帯だが、村で暮らしてたのなら早起きぐらいなんてことないのでは?


「お昼前に着こうって言ったのはサーシャじゃなかったっけ? 私達の足じゃこの時間から出ないと厳しいよ?」


「あと半刻だけー、お願いしますー………、くぅ」


昨日の夜、3人はあてがわれた野営用のテントの中で相談し、アセリアートには昼前に着こうということになったので夕方頃には身体を横にした。が、言い出した張本人が起きようとしない。これ如何に。


ネアは暫く毛布に包まれていたサーシャの柔らかい身体を優しく揺すって起こそうとしていたが、頑なに起きようとしない態度を崩さなかったのでニヤリと笑う。


「そう。ならばこちらも本気でいくよ? 《氷礫アイス》」


手のひらに魔法でコップに入れる程度の氷を生み出だ………せずに氷柱を生み出し、毛布を少しだけずらす。そして幸せそうに眠るサーシャの首筋にーーー容赦なく放り込んだ。


「きゃぁっ、むぐっ!⁉︎」


突然の冷感にサーシャは飛び上がらんばかりに身体の仰け反らせ、悲鳴を上げようとする。が、そんなことは予想済みだ。


野営地に悲鳴を響き渡らせない様に口を塞ぎ、またもがこうとするので魔力で身体を強化して押さえ込む。遠慮? 容赦? そんなもの私の辞書から探し出すのは時間の無駄だ。


「おはようー、サーシャ」


「ンーッ! ンーッ⁉︎」


そろそろ頃合いかと思ったので、びくびくと藻掻くサーシャから片手を外して氷柱を取り出してやる。


「ネアさん、氷は酷いよ………」


恨めしそうにぐったりとしたサーシャは上目遣いに可愛らしく睨みつけてくる。


「一番手軽に起こせる方法だからね。目、覚めたでしょ?」


「むー、もう少し優しい起こし方で………」


サーシャの反応に満足して側に置いておいた杖とポーチを身体に装備する。


私が旅装を整えてるのに気付き、サーシャも慌てて身支度を始める。といっても大した量の荷物は無いので準備はすぐに終わり、2人でテントを出る。


暫く歩いて練兵場に行くと、朝も早い時間帯だというのに少し人だかりが出来ていた。


「 何かやっているのでしょうか?」


「うん。アレンがここの兵士に稽古をつけてもらってるよ。………あそこなら見えそうだね」


人だかりの少なそうな場所に向かって兵士達の隙間から覗き込む。ぽっかりと空いた空間ではアレンと一人の兵士が訓練用の木刀で戦っていた。


「くそっ! 当たれよ!」


「そんな見え透いた攻撃じゃあ強い奴には絶対に勝てない。一つの攻撃に最低二つはフェイントをかけろ。こんな風に、だ!」


「ぐぁっ!」


壮年の兵士は巧みに木刀を操り、アレンの直線的な攻撃を捌いていく。さらに隙の出来たアレンの脇や手首などに正確に叩く。元戦士の俺から見ても中々の腕前だ。身体能力で上回る魔族相手でも純粋な白兵戦であれば互角に渡り合えるかもしれない腕前を持っている。


「ああくそっ! 俺の負けだ‼︎」


悔しそうに倒れこんだアレンは素直に負けを認めた。肩で息をする彼に兵士は近づいて行き手を差し伸べた。


「中々良い素質がある。修練に励め。そうすれば立派な冒険者にだってなれる」


「………次会った時は勝つ」


表情こそ仏頂面だったが、そっぽを向いて頷いた。素直じゃない仕草に思わず苦笑する。


「アレン、負けず嫌いなんだ」


「はい。ダンクさんとの稽古の時も動けなくなるまで戦ってました」


「超負けず嫌いなのかな? きりも良いみたいだし呼びに行ってくる」


兵士達の間を上手く潜り抜けてアレンのところに向かう。ぽっかりと空いた空間に身を晒した際に兵士達の注目を浴びるが、気にせずに進んでいく。注目の的になるのはレイだった時にもそうだったが、あまり慣れるものでは無いな。


「アレン、サーシャも起きたからそろそろ行こう」


「ん、わかった。すぐに準備してくるよ。ちょっと待っててくれ」


「ああ、そんな急がなくて良いから。出発はゆっくりと、忘れ物の無いようにね?」


「りょーかい。西門前で落ち合うぞ」


そういって小川の方に走っていく。この駐屯地は水には困ることが無さそうではあるな。遠征地での持久戦には活躍するかもしれない。


「魔女殿、これからアセリアートに向かうのか?」


アレンを見送っていると、アレンに稽古をつけていた兵士が声を掛けてくる。疲れた様子を見せないのは流石か。


「ええ。そうだけど?」


「ならば宿は『蜂蜜亭』に泊まると良い。防犯もしっかりしてるし部屋も清潔だ。何よりも飯が美味い。俺の名前を出せば歓迎してくれるはずだ」


「あら、ありがとう。………それってお店の宣伝?」


「勿論だとも。俺の友人がやってるからな。いつも旅人に勧めてる」


当たり前だというように朗らかに笑って頷かれる。中々抜け目ない人だ。


「ふふ、善処するね。じゃあ、またいつか会いましょう。えっと」


「バングだ。ここの駐屯地の部隊長だ。魔女さんの名前は?」


「ネア。旅の魔法使いよ。………では、御機嫌よう」


少し茶目っ気をみせて緩く風砂を起こし、即興の目眩ましを生み出す。兵士達が目を覆っている間に元来た道を戻り、サーシャの手を引いて西門に走った。こういう類の演出は好きだったりする。


「楽しみだね、アセリアート」


「はい。どんな街なんでしょうか………」


目をキラキラと輝かせるサーシャに苦笑し、そういえば結局サーシャの言葉遣いは敬語のままだなぁとどうでも良いことを考える。


(ま、いっか。特に困る訳でもないしね)


ふと浮かんだ疑問も泡となって消える。サーシャの手を引いたまま西門へと向かった。


■ラスマール皇国辺境。


地元の人間でも進まないような荒れ果てた山道を、一人の女性が進んでいた。


ベレー帽に似た帽子を長い黒髪の上に被ったエルフの女性ーーーフィアナは汗一つかくことなく険しい山道を踏破していた。


疲れこそ見えないものの、代わりに憂鬱そうな表情を浮かべていた。


「魔法街に協力要請、ねぇ………。無茶苦茶な任務ね」


今回の任務は冒険者ギルドと魔法街への援軍要請。長らくパーティーを組んでいた魔法街のリーダー、リリアナの人となりは良く知っている。だからこそ、協力要請を受け入れるとは到底思えなかった。


(リリアナ一人だったら手伝ってくれるかもしれないけど………)


流石に組織の長が単独で出てくるのは厳しいだろう。魔法街の協力は無理だと空を仰ぐ。


すると、いきなり空が翳った。


「………ドラゴン?」


太陽の光を遮ったのは巨大な翼を大きく広げて飛行する竜種、その中でも強力な力を誇る最上種、黒竜ダークドラゴンだった。


数百年以上前から人間界や魔界に住み着いている竜種は、その尊大な気性と最高峰の戦闘能力から普段から単独で生活していることが多い。10年前の魔王襲来にすらほとんどのドラゴン達は興味を示す事はなかった。縄張りさえ侵さなければ基本的に敵対行動は取ろうとしない。


飛行能力を持つ種族の中でも特に友好的な部類である、下位の竜種、ワイバーンなどは大国の伝令兵などが使役する事もある。


しかし最上種である黒竜を皇国の国境付近で見かける事など滅多にない事だが。しかもフィアナはあのドラゴンに見覚えがあった。


「まさか、アグリール 、アグリールなの⁉︎」


『む? おお、いつかのぺったん少女ではないか! 少しは成長しているようだの!』


かなり高いところを飛んでいたはずだがフィアナの声が聞こえたらしい。だが、フィアナもあちらの懐かしそうな声は聞こえていた。


ゆっくり旋回しながら降りてくるアグリール(アホ)に殺気を放って迎えるが、それに気付いた様子もなくドラゴンは風を起こして周囲の木々を薙ぎ倒し、フィアナの前に降り立った。


『壮健のようだな、エルフの姫よ。この様な場所で会う事になるとは夢にも思っていなかった』


「それは私もよ。………それと姫はやめて。私の国は10年前に滅んだのだから」


私の事を姫と呼ぶのはもうアグリール位しかいない。一国の王女だった事に未練はないのだが、故郷の事を思い出すとなんとも言えない気分になってしまう。


『いいや、我が戯れに訪れた時、お前は何人にも勝る勇気を示した。そして勇者達とと共に我を打倒した。それほどの英傑に敬意を払わないわけがなかろう?』


アグリールはからからと楽しそうに、懐かしそうに笑った。竜種としても相当歳をくっているはずだが、その姿にはむしろ若々しさすら感じられる。


「………それで、こんな人里の近くにまで何か用?」


竜種は基本的に多種族との関わりを持とうとはしない。それは勇者を手助けしていたアグリールも例外ではないはずなのだが。


『うむ。風の噂で魔王が現れたと聞いてな。最初は見物に行こうと腰を上げたのじゃがその直後に魔界に撤退したせいで無駄骨を食う羽目になった』


「そ、そう………」


『わざわざ棲家から出たというのに何もせずに戻るというのも癪な話だから、久々に王家の若造のところに顔を出そうと思ってな。こうしてひとっ飛びしていたというわけだ』


ついででドラゴンに来襲される皇国もたまったものではない。ひそかに同情しながらも出来る限りのことはしておく。


「アグリール。私も皇国に行く予定があるの。良ければ一緒に行かない?」


『おおそうか。お互い積もる話もあるだろうからな。是非そうするとしよう』


そう言うとアグリールの巨体が黒い霧に包まれる。それが晴れた後には、頭に角が生えている男性が立っていた。


「その姿、本当に竜人族と見分けがつかないわ」


「それは当然だろう。彼らは我らの眷属の末裔なのだ。その姿に近くもなるというものだ」


竜人族がよく着ている彩色鮮やかなローブに身を包んだその姿は、竜種特有の威圧感を放ったままだった。


体つきは人間とほとんど変わらないが、竜種としての面影は残っている。


頭に生えた黒く捩れた角に、闇すら吸い込んでしまいそうな黒竜の鬣のような髪。左手にうっすらと見える竜鱗と鋭い爪。


そして何よりも、全ての生あるものを竦み上がらせる紅玉の瞳が彼を竜種である事の証明だった。


「って、まさか歩き? ドラゴンが?」


「何を言う。積もる話が有るのだから時間は多くあったほうが良いだろう。そうなると我が真の姿で飛んでいくのは無粋である」


別に皇都の酒場か何処かで話せば良いのではないかと思ったが、この堅物アホに何を言っても無駄かと思い、肩を落としながら機嫌良さげに歩くアグリールについて行った。


■ ガナード侯爵領、整備された街道。


西の空に陽が沈みかけた頃に、ネア達は白亜の城がはっきりと見える道を進んでいた。


「二人とも、アセリアートが見えてきたよ。あと一刻あれば着きそうだね」


先頭を歩いていたサーシャが嬉しそうな表情を浮かべて振り向いてきた。僅かに安堵の表情を浮かべている。


「そうね。けど最後まで気は抜かないように旅は街の門を潜るまでだから。それまでは魔物や野生生物がでてくる可能性があるから」


真ん中を歩く私が杖を持ち直して注意する。といっても少女に変わったこの体での徒歩は結構きつかったのでようやくかといった気分だ。


「あー早く飯が食いてえ。ガラガラ鳥の干し肉だけじゃ物足りないよ」


楽しみで仕方がないといった風にアレンが頭の後ろで腕を組む。私の忠告虚しく全く緊張感を持っていない。


初めての旅で興奮している二人を咎めるのも気が引けたので、「衛兵がいる詰所までもう少しの場所ほど危険な場所はない」と言うのは言わないことにした。旅人なら誰でも通る道だ。一度くらい味わうべきだろう。先達としては是非遭ってほしい。


などと意地の悪い考えを抱いていると、少し先の道に円形に敷かれた落ち葉の山があった。それに気がついたサーシャは足を止めて振り返る。


「あれって………罠ですか?」


「罠だろ」


「罠よ」


サーシャの後ろから覗き込むがどう考えても不自然すぎる。ここまで自己主張する罠も珍しいものだ。


サーシャの困惑したような言葉に相槌をうつ一方でごく僅かに魔力を放出して辺り一帯の気配を探る。


(………いる。かなりうまく気配を消してるし獣人族かな? 猫族か狼族、はたまた狐族かも)


丁度罠と三人の中間の茂みに隠れている人影を感知する。他に辺りにはいないことからおそらく単独なのだろうが、それだけに怪しさを直感的に感じ取る。


「サーシャ、アレン。全方位に気を張って。私がトラップをわざと発動させるから」


「わ、わかりました」


「りょーかい」


緊張感を孕みながら三人はゆっくりと近づいていく。あと数歩の距離で立ち止まり、私は杖を掲げる。


「《火弾ファイアーボール》!」


杖の先に集まった魔力は炎へと変わり、高熱を放ちながら熱線となって落ち葉の山へと到達する。うん。早く威力を制御できるようにならないと細かい作業が全く出来ない。


そんなネアの思いとは無関係に、熱線は落ち葉を一瞬で消滅させーーー大量の白煙を巻き上げた。


「っ、目くらまし⁉︎」


「風で払うから全方位に気を付けて! 相手はこっちの場所を察知できるはずだから! あとなるべくこの煙を吸わないように!」


一寸先も見えないような濃い煙の中で息を止め意識を集中させる。


瞬間、首筋に凄まじいほどの怖気が走った。半ば反射的に体と口が動いく。


「《焔の竜巻エア・フレイム》‼︎」


四方八方から首を刈り取るように襲いかかってきた凶器、鐵色蜘蛛の糸を焼き払う。


鐵色蜘蛛は人の近寄らなくなった廃坑を住処とする、基本的には害のない魔物だ。戦闘力自体も単体ならばそこまで恐ろしいものではない。蜘蛛特有の不気味な外見を嫌う女性冒険者は多いが。


最も脅威となるのは廃坑に溶け込み、ほぼ不可視となる鐵色蜘蛛の巣だ。横糸は凶悪な粘着性を持ち引き剥がすことは一人では不可能。縦糸は人の体ならばサクッと容易く切れてしまうほどの切断力と強靭性を誇っている。


唯一の弱点は魔法に触れると簡単に解ける事。だからこうして焔の壁で防いでるのだが、


「うーん、これじゃどこから攻めてくるか分からない………」


周りに展開した魔力の塊そのものの所為で魔力による探知を行えない。まあ、あちらも焔の焦げ臭い匂いの所為で誰がどの場所にいるか分からないだろうが。


「焔の壁が消える時に合図するから。準備してて」


「はい!」


「おう!」


二人ともそれぞれの得物を構え直す。特に怯えた様子を見せないのは少し頼もしい。


「そろそろ。3・2・1、来る!」


焔の壁が掻き消えていく。それと同時に茂みから一直線に飛び出してくる人影を視認した。


その人影は迷う事なく私に襲いかかる。


「まあ、そりゃあ私を狙うか」


思わずボヤきながらも弧を描いて振るわれたナイフを杖で受け止める。いくら身体が少女になったとはいえ、精神が残っている以上戦闘経験を喪う事などないのだ。


「ぴょん⁉︎」


「ぴょん? え? ぴょんて言った?」


鍔迫り合いになった事で立ち止まった相手を改めて見直す。その頭には猫耳でもイヌ耳でもなくーーーウサ耳がくっついていた。


「兎族だったかぁ………。予想が外れた」


「なんの予想か分からないけど、有り金全部とそこの少女二人を頂いていくぴょん」


間合いを取って木の上に飛び乗った少女には長く白い耳が付いていた。両方の耳がぴょこぴょこと動いている。


「あら、私達は可愛い盗賊にお持ち帰りされちゃうのかしら?」


兎族の盗賊は珍しいなと思いつつも、にこにこと少女に話しかける。その間にアレン達も体勢を整えている。


「まさかだぴょん。スラム街の伝手を使って高級娼館に売り捌くぴょん。天下の往来で首輪つけて散歩してあげるぴょん」


発想が中々ぶっ飛んでるな。しかもそれだとこのウサ耳少女の方も娼館に売られていそうな気がする。


「ちなみに、万年発情娘さんのお名前は何かしら?」


「発情してないぴょん‼︎ 私にはヴィヴィアって名前があるぴょん! 覚えておくぴょん!」


「分かったわぴょん介さん」


「〜〜〜〜〜〜っ‼︎ 許さないぴょん! お前は徹底的に虐め抜いてあげ、る、………ぴょん?」


語尾がほとんど聞こえないほど小さくなる。まあ、いつの間にか周囲に無数の火球が漂っていればそうなるか。


こっそり魔法を行使していた私はにっこりとヴィヴィアに向かって笑いかける。


「また後でお話ししましょう。《炎の爆雷ファイアー・ショック》」


「ぴょん〜〜〜〜〜〜!⁉︎」


火球は一斉に爆発し、ウサ耳娘を呑み込んだのだった。

ウサ耳娘、登場。オーバーキルされる側。


修羅場の予感。


前回からの能力値紹介。


(その種族と性別の成人に於いて平均ということで。★がオーバー。魔力強化などはしていない状態。


例えば★★☆ならば平均より低い能力値、☆☆★★★なら平均より高い)



ヴィヴィア 女 17歳 兎族


体格★★☆

体力☆☆☆☆☆★

魔力☆★★

知力☆☆★★

筋力★★☆☆

敏捷☆☆☆☆★★★


兎なので逃げ足は速い。あとべつに万年発情してるわけではない。


感想を頂ければ幸いです。


6/22 アグリールの一人称を「儂」から「我」に変更しました。身勝手な変更、申し訳ありません。

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