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異世界が地球だった件  作者: たてば
地球は大変です
7/8

朝食

結構今回は少なめです(ーー;)

週別ユニークユーザ: 221人  レビュー数: 0件 総合評価ポイント: 26 pt 評価人数: 2 人 評価点: 16 pt お気に入り小説登録数: 5件

有難う御座いますm(_ _)m

何処からともなく足音が聞こえてきた


それはフロンティーとシータだった


「遅れてすいませ〜ん」


パンをくわえた遅刻少女のような感じだった


「おぉお遅れてすまな〜い」


一方フロンティーも遅刻少ね………ん?

いやいや、あれは絶対違うな、てかちゃんと仕度してこいよ

フロンティーは如何にも漢であり男でもない、ましてや男の子なんて……


フロンティーは筋肉を露出していた、というより上半身裸と言った方がいい


「よく鍛えている体だな、フロンティー。漢だな」


苦笑するのが自然だ

フロンティーはよく鍛えられているが最近鍛えてないな、俺

前世では脳と才能を鍛えまくっていたからな

この世界での俺の力は常識外れの力だがチートだけじゃ先に進めないことも有るだろう、十分野蛮なことは間違いないが気を付ければいいだろう、謙虚に誠実に生きよう、まあ前世でも野蛮なことは沢山したがな

悪い意味じゃないぞ


「漢かい! 男じゃないんかい!」


おいおい、心読むな

普通そこは「 ? 」だろ


「じゃ、飯にすっか」


フロンティーよく言った

滅茶腹減った、やっと飯っすか


「あぁ、そうしよぉ」


口が反射的に動いた


もう机に料理がおいてあり食事の準備は既にしてあった

シータとセバスティアンは朦朧とした意識のまま椅子に座った


「むにゃむにゃ、睡い」


今にでも寝そうな勢いだ

てかフロンティーは昨日のことは気にかけているんだろうか

でも聞くのはやめておこう、食事が不味くなるのは困るからな


「むにゃむにゃ、眠ゅい」


猫みたいな喋り方すんなよ、萌えるだろ。

まあシータは喋っていなくても十分美人だし

純粋な人間だもな


「よし食べよう、いただきます」


え?

あぁここは地球だし「ただきます」があるのが普通だな

ということはここは日本か、懐かしい感じがするな

抑、日本語喋っているんだから日本に決まっているか

そう言えば、日本はもう実力主義の国になって10歳でも高校生になれるけど

俺がいた時の日本は歳を取るごとに中学生や高校生になるシステムだから

新鮮な感じで俺がいた時の日本が古く思えてくる


「「「「いただきます」」」」


やはり美味いな、まさに美味

セバスティアンは厳かにたべており、フロンティーはかぶりついている感じ

それにしてもシータは美味そうに食べるな


実は俺は味には煩いとよく言われるため自分で自覚している

真剣な話をするが空腹、つまり“飢え”は本当に辛い

飢えや飢餓は「食糧不足に起因する身体の極度の疲労状態」のことを言う

想像絶する為自殺なんていう卑怯な真似をする奴もいる

よく美味いもんを食べる俺にとっては尚更地獄だ


「因み嚼禕殿は失礼ながら幾つでございますか?」


あれ?

幾つだっけ、確か十……八?

否、19だ。確か七月七日に転成…じゃなくてタイムスリップして

2日経っている、誕生日は七月三日…十九だ


「 十九だ。それがどうかした?」


十九と言ったら大学生になる頃だが色んな大学から推薦状が来てたから

もう大学行かないかなとかよく思ってたな


「大学行くのはどうですか?

そこでこの世界の事を勉強されたら人脈も広がると思いますよ。

まだ年下の私が言うのは何ですが」


へぇ年下なんだ、オトナの雰囲気が半端ないから年上かと思っていた

と言っても俺より背が低いがな


「学費や授業料を払うカネなんか無いよ」


カネなんかあるわけない第一バイトもしてないしする気もないし

しかも今からバイト始めたとしても何日かかるか分からない


「大丈夫です。特待生になれば授業料も学費も免除してくれます」


実力主義派の大学か、いいね

Uランクだしどうにかなるとは思うが一応視野に入れておこう


「ランクが3S以上だとしたら特待生間違い無しです」


余裕に特待生になれるな、だが迷うな

ここで大学生になったとしてもこの時代の常識なんざ俺にとっちゃ意味不明

いくら待遇されるからと言っても強いだけじゃ先には進めない


「まだこの時代…じゃなくて地域に慣れていなからな」


取って付けたような言い訳だが慣れていないのも事実だ

まあ少し考えてから決めるとしよう、適当に決めて損するのも嫌だしな


「少し考えてから決めるよ、この地域と言うかこの‘ 今 ’の地球の事を知って、それから考えようと考えているんだ。慣れるためでもある」


少しと言うか結構時間がかかるかもしれんしな、今からでも遅くは無いと思う


「と言うことは結構な田舎から来たんですか?

あとご出身も気になるので教えて頂けませんか?」


田舎からと答えるとして出身はどうしよう、この時代の都道府県とか市町村の

名前なんか知らないし……て言うか今の地域の語尾が都道府県市町村かもわからんし、いきなり異世界から来ましたなんて言ったら白けるのは間違いなしだどうしよう……秘密ってことにしておこう


「今は言えないな。正確に言うと今言ったら完全に馬鹿にされると思うし馬鹿馬鹿しいのも甚だしいくらいの冗談だと思われる」


上手く誤魔化せれるといいんだが…


「無理に言われなくてもよろしいのですよ、ちょっと気になりますが」


よし、上手く誤魔化せた。まあ前世でも出身がヤバイ所なのは変わりないから誤魔化すのは結構慣れている


なんて喋っていたらシータとセバスティアンは食べ終わっていて、ちょっと急いで食べたら案の定むせた、本来こんな事ないんだが


まあなんとか無事に食べ終わることが出来た


「御馳走様」



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