一件落着
今回は少なめです
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ありがとうございます m(_ _)m
‥
…
……
………
…………
ヤベェ
めちゃ疲れた
瞬間移動とかできるのかな?
行くところを想像するとできるのかな?
やってみよ
はいできましたぁ
改めて見るけど本当にボロボロだなぁ
「嚼禕君そろそろ戻ってくるはずなんだけど」
「シータ様?
彼処にいらっしゃいますが…」
「お、おぅ今戻ってきた」
シータが顔を下げながら恐る恐る近づいてくる
貞子か!
近くに来ると
飛びついて来た
胸が当たっているのは気にしない
「もぉ〜、心配したんだから!!」
「ごめんな、待たせて」
俺に抱きついているシータに真顔でそう言うと
顔を真っ赤に染めて顔を俺の胸元に突っ込んできた
「もぉ!
真顔でそんなこと言われると恥ずかしいじゃない!」
ちょっと曇った声だった
「いい雰囲気のとこ申し訳ありませんが先程いらっしゃった警察の方
嚼禕殿のことをお伺いしたいと申しております」
結構いい雰囲気だったのに…もぉ
「分かった、フロンティーはどうしたんだ?」
「お坊ちゃんには少し刺激が強過ぎて気絶をしてしまいまして、まだ潰れていない部屋に寝ております。そっとしておいてください。坊ちゃんにはいい経験になったことでしょう」
「そうだなフロンティーにはいい経験なったのは確かだな、獣の屍はともかく限りなく人間に近い巨人類の屍なんか見るのは人生で最初で最後の経験かもしれないしな、それと潰れてない部屋って言うのは二階なのか……油断大敵だ今から新たな脅威がこの館を襲ってきたらどうする、一階にまだ害のない部屋はないのか?」
「そうですね油断しておりました一溜まりも無い損害を生むわけにはいきません、坊ちゃんは一階の害のない部屋という条件で移動することにします」
「あゝそうしてくれ、それとさっき言っていた警察の方は何処にいるんだ?
まさか帰ったわけじゃないだろうに」
パトカーらしきものが止まっていた……さっきまでな
「あまりにも会話が弾んでいたので邪魔しちゃ悪い、と言って帰られました」
それって待つのが面倒だから帰ったんじゃね?
「そうか、まぁいい。今日は早く寝たいのだが空いてる部屋は無いのか?
まぁ、野宿でもいいが出来るだけ寝心地のいい部屋にして欲しいのだが…」
ちょっと贅沢過ぎたかな?
まぁこの有様だそんな都合のいい部屋なんてあるわけが……
「ありますよ、ゲスト室です。ムーンライト社製の最高級ベットをご用意しております。寝心地は坊ちゃんが賞賛するほどの寝心地です。ちなみに坊ちゃんはベットについてお詳しい御人なのでさすがに節穴のような眼はしておりません。私もそのことについては保証します」
セバスティアンは本当にフロンティーの事を良く知っているな
執事として当然のことか
「そんなにセバスティアンが言うなら間違えではないだろう、そうする」
よくよく見るとさっきまで遺棄されていたが死体はもう無くなっている
て言うか警察の人短気だね、ちょっと長く喋っていただけなのに
この辺のメンタルは張り込み捜査で訓練されているはずだけど……
否、他の捜査があったりして、じゃあこの辺は結構物騒な地域なのかな?
どっちにしろ明日にはまた来るだろう
セバスティアンにゲスト室を案内されながらそんな事を考えていた
「着きました、ここです。何か用がある際はこの受話器を手に取ると勝手に私の部屋に直結します。些細なことでも気軽にお電話していただいて結構です。では良い夢路を」
部屋を見渡すと近未来的なシャワー等、洋風なお姫様ベット等が兼ねそないられている。まぁ悪くは無い。古典的な部分もあってとても落ち着く
歯ブラシも風呂も当然付いている、寝る前の過程は全てちゃっちゃっと終わらせ早速ベットに勢い良くジャンプして今日あったことを走馬灯のように次々と思い出しながら意識が安らかに消えていき眠りについた
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