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初めてのバリケード作業と安全圏拡張

横浜みなとみらいの夜は、まだ荒廃したままだった。倒れた自販機、割れた窓、散乱するカート。遠くでゾンビのうめき声と暴徒の怒号が混ざり合う。だが、以前訪問した住民たちは少しずつ協力の意思を見せ始めた。主人公の計画が動き出す、初めてのバリケード作業の日である。


「よし、今日から少しずつ範囲を広げる」

主人公は心の中で計算を再確認する。安全圏を広げることで、コンビニや店から回収できる資金が増え、物資循環の効率も上がる。


住民たちはまだ外出には恐怖を抱えていたが、家の中でできる作業なら協力可能だ。主人公は物資を与えながら、簡単な指示を出す。


「ここに荷物を置いて、窓際に見張り用の道具を置いてくれ」

「余った段ボールで壁を補強してほしい」


住民たちは初めての作業に戸惑う。

「でも、これって本当に安全なんですか?」

「誰かが見張らないと、外のゾンビが入ってくるかもしれません」


主人公は冷静に答える。

「最初は小さな範囲で、安全は確保する。作業すれば物資が手に入る。危険は最小限に抑える」


作業中、住民同士の小さなトラブルも起きる。

「段ボールの位置が違う!」

「いや、こっちの方が効率的だって!」


主人公は物資を渡しながら、頭の中で計算する。利益、作業効率、安全圏の広さ――すべてを数字で管理し、必要に応じて指示を調整する。


外の危険も現実だ。夜の街では、遠くでゾンビがうろつき、暴徒の怒号が聞こえる。だが、バリケード内の住民たちは恐怖を抱きつつも、物資があるから働くしかないと気づく。主人公の計算通りだ。


作業が終わる頃、主人公は地図を広げる。安全圏の範囲が少し広がっただけで、回収可能な資金や物資の量が増えることを確認する。

「これで、次の段階も計画通りに進められる……」


冷たい夜風が防護服を通して肌を撫でる。外の危険を横目に、主人公は静かに笑みを浮かべることなく、ずる賢く安全圏を拡張し、働かずに生きる計画を練り続けた。

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