青い鳥を追ってたら、飛ばない鳥を見つけました。
昔は鮮やかな空色が特徴で、羽ばたく鳥のアイコンだった。でも今は、無機質なバツ印。なんとも味気ない。
しかし私は無気力に、それを巡っていた。
当時、執筆してた作品の閲覧数が伸び悩み、行き詰まりを感じていた。
気分転換と言う免罪符を掲げ、流れる呟きをダラダラと追っていた時のこと。
初めての出会いは、1枚の絵。
夕日を背に歩く、3人の子供の絵。
それは『お題』だった。一枚の絵から話を創作し、皆で評価し合うのだという。
──食指が動いた。異様に惹かれた。
すでに締め切りは過ぎていた。だから私は、応募作品を片っ端から読み進めた。
どれも面白い。個性が光る。
自分の観点とは違う書き方に感銘し、そしてそれは間違いなく、創作意欲への刺激となった。
いち読者として感想も投げた。動画の感想会も視聴した。
そして、次の題目が発表され──、この時から私は、読み手から書き手となった。参加は自然な流れだった。
その後に紡いだ作品は、多くの人に閲覧され、多くの感想を貰えた。ただただ、嬉しかった。
今回も私は筆を執る。
最近は仕事と私事に忙殺されたけど、500文字未満で一作品、寄稿します。
ありがとう、ぺんさん。
これからもよろしくね、空色杯。