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沈む金塊、静かな海

作者: アンドレ
掲載日:2024/09/20

滑る車輪、追う刑事、追われる強盗。

カーブでお互い同じ方向へ揺さぶられる。

ブレーキが効かない。

スピードは全開。慌てる運転士。

無線から警告。向かいから貨物。

このままでは橋の上で激突する。

金塊は渡さない、金塊は渡せない。

連結を離す事もできない。

トンネルに差し掛かる。

暗い空間で銃口の閃光が光る。

出口を出た途端に日差しの目眩まし。

迫る刑事、迫る列車、迫る時間。

橋が見えてきた。つのる恐怖。

諦めるしかない。

逃げるしかない。

だが、どうやって逃げる?

逃げ場の無い空間。二人の男。気を失った運転士。

空にヘリコプター。目の前に鉄橋。

迫る貨物列車。とまらない列車。

緊張は最高潮に。恐怖も最高潮に。

窓から飛び出す二人。高所恐怖症の二人。

叫び声をあげる二人。直後に激突と爆発。

水中に沈む二人。頭上に落ちてくる残骸。

泳ぐ強盗、泳げない刑事。

金塊は諦めよう。

モーターボートで逃げる強盗。

木造船で手漕ぎの刑事。

二人はどこまでも追いつ追われつ。

赤い夕陽が、二人を照らし出す。

金塊は沈み、海は平穏を取り戻す。

見て頂き、あざざます。

ちょっと書き方をストレートに、簡潔にしてみました。

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