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沈む金塊、静かな海

作者: アンドレ

滑る車輪、追う刑事、追われる強盗。

カーブでお互い同じ方向へ揺さぶられる。

ブレーキが効かない。

スピードは全開。慌てる運転士。

無線から警告。向かいから貨物。

このままでは橋の上で激突する。

金塊は渡さない、金塊は渡せない。

連結を離す事もできない。

トンネルに差し掛かる。

暗い空間で銃口の閃光が光る。

出口を出た途端に日差しの目眩まし。

迫る刑事、迫る列車、迫る時間。

橋が見えてきた。つのる恐怖。

諦めるしかない。

逃げるしかない。

だが、どうやって逃げる?

逃げ場の無い空間。二人の男。気を失った運転士。

空にヘリコプター。目の前に鉄橋。

迫る貨物列車。とまらない列車。

緊張は最高潮に。恐怖も最高潮に。

窓から飛び出す二人。高所恐怖症の二人。

叫び声をあげる二人。直後に激突と爆発。

水中に沈む二人。頭上に落ちてくる残骸。

泳ぐ強盗、泳げない刑事。

金塊は諦めよう。

モーターボートで逃げる強盗。

木造船で手漕ぎの刑事。

二人はどこまでも追いつ追われつ。

赤い夕陽が、二人を照らし出す。

金塊は沈み、海は平穏を取り戻す。

見て頂き、あざざます。

ちょっと書き方をストレートに、簡潔にしてみました。

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