8話 裏切りの不良とボス
不良
「まあそんな事もあるって思ってよ
俺ら、人と違って頭あるんで」
笑いながら不良はロジクトで呼んでいた仲間を引き連れていた
不良がバイクの音を吹かせて脅す
ドンクル
「なんだこいつら
何でバイクの音鳴らして遊んでるの?
もしかして小学生なの?」
バイクを鳴らす
不良
「あ?聞こえねーんだよ!もっと大きな声出せや」
ドンクル
「いや お前らアホだろ
音鳴らしてたら俺の声聞こえねぇじゃん
頭まで単細胞なのかよこいつら
お前らのどこに頭あるんですか?」
ドンクルはそのまま鼻クソを指で飛ばす
不良
「さっき見たけど、お前の指で投げる鼻くそは弱いダンゴムシしか変更出来ないだろ」
ドンクル
「お前馬鹿だろ もっかいバイクの音鳴らしてみ?」
不良はバイクの音を鳴らす
不良
「あれ?ならないぞ どうなってんだよ!」
ドンクル
「いや、だからさ 音鳴る仕組みになってる所に鼻くそ飛ばしてダンゴムシにしたんだよ
サイズの大きいダンゴムシやればまず防げるよ 音を鳴らす部分は」
不良
「あいつ何者なんだ?
音鳴らされたら動物だって逃げるってのに
あいつやばくね?」
ドンクル
「ん?あぁバイクの音か?
俺、耳に鼻くそ詰めてるからな
大丈夫に決まってんだろって」
ドンクルは耳からダンゴムシを取り出した
不良
「なんだこいつ!クソ汚ねぇ!」
「汚物人間だ!きめぇ!」
不良が子供のようにはしゃぐ
ドンクル
「まあな
子供だからそういうので盛り上がっても仕方ないよね」
不良
「なんなんだだこいつ
俺達じゃかなわないってのか?
どうするよ」
不良たちが会話をする
ドンクル
「あ、今の内にバイク破壊しておこっと」
ドンクルはそのまま鼻くそと耳クソを大量にほじってから
そのまま上空に投げてからダンゴムシ現象化させる
不良
「うわああああああああ!」
「にげろおおおおおおお!!」
ドンクル
「あっはは!逃げろ逃げろ!」
ドンクルは笑いながら巨大ダンゴムシを回転させてバイクを破壊して不良を壊滅させる
その中で、不良が敬語使いながら出てきた奴がいた
ドンクル
「お、あんたらがボスって所か」
ボス
「わりーなあんちゃん
手加減しねぇぞ」
ボスはそのまま銃を持ち出す
ドンクル
「おいおい 無理だろ銃は
卑怯すぎる
こっちは能力しかねぇんだぞ」
ボス
「じゃあ何の能力か教えてくれれば
俺達も見逃すよ」
ドンクル
「しゃあねえな
耳かっぽじってよおく聞けよ」
ドンクルはそのまま一言で説明する
ドンクル
「俺の能力は
鼻くそをダンゴムシに変える力だ」
不良
「は?」
「え?なんか間違ったかな?もっかい聞いていいか?」
ドンクル
「では3カメで言うぞ」
3カメで説明するドンクル
ドンクル
「俺の」
ドンクル
「能力は」
ドンクル
「鼻くそをダンゴムシに変える力だ」
不良
「おい!シリアス顔で言うな!」
「ボスキャラと思ったらただのギャグキャラじゃねぇか」
ボス
「っていう訳で早く倒すぞ」
ボスと不良が倒せる能力者と感じたところで
襲撃しようとする
ドンクルと会話していたであろう不良はもう倒したので
その強さが分からないのだ
不良
「うお!なんだ!ダンゴムシが急に!」
「てめぇ!何しやがった!」
不良の前で巨大ダンゴムシが立ち尽くす
ドンクル
「今、鼻くそを鼻穴から飛ばしたのだ
見えなかったのか?」
不良
「見えるか!馬鹿が!」
「バトル中に顔の形の変化を細かに見てるとでも思うのかお前は」
ボス
「なら俺も能力を解放させてもらおうか」
ボスは具現化させる
そしてドンクルに見えない波動を繰り出す
ドンクルはくしゃみをした
ドンクル
「ほう、香辛料を武器にしているのか
そういえば、俺は香辛料が弱点だ 鼻くそが出なくなるからな」
不良
「チャンス 今からお前の鼻にボスが香辛料投げつけてやるからな」
「馬鹿!どう見ても誘ってるだろそれ」
不良の言い分をよそにドンクルは誇らしげに力を発動
ドンクル
「くしゃみしているが感謝しておこう
何故なら俺の能力は鼻水になっても効果を発揮するのだからな」
不良
「鼻水を回転させてやがるぞこいつ」
「きっしょ!」
そしてダンゴムシが回転しながらどんどん複数現象し出す
ドンクル
「回転している鼻水から飛沫した鼻くそでダンゴムシが生成されるぞ
四方八方をダンゴムシで囲んで
ダンゴムシの回転でお前らはエンドだ」
そしてボスはダンゴムシの大群を見上げてこう言った
ボス
「俺の能力逆効果じゃねええか」
これにて不良軍団は壊滅した
ドンクル
「あいつらどこ行ったんだろ
リナリアがここには存在しないし」
ロジクトを目印にしてクラスメイトの元へ向かう




