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6話 幼女スナイパーの迎撃能力

スナイパー

「今行きますね――!おりゃりゃりゃりゃーーー!」


スナイパーの能力は反射撃能力

銃を撃った衝撃で後ろへと自らがぶっ飛ぶ能力だ

それを駆使して途中の監視者を


スナイパー

「私の尻でいけーーーー!!」


反射飛撃によって尻攻撃する

尻攻撃された監視者はぶっ飛んで壁にめり込むほどの破壊威力にやられる


スナイパーはそうやって空中を反射飛撃で周囲を飛び交いながら監視者全てを攻撃していった




監視者

「幼女だが、危険人物だ!気を付けろ!」


と最下層の監視者が言ったのも後の祭り

スナイパーによる尻攻撃で全員ぶっ飛ばされて壁にめり込む


ディスノット

(はは、俺は飛んだ見込み違いをしていたようだ

遂行目的の残り22%はスナイパーの弱さでも無ければ俺の己の傲慢さでも無かったんだ

こいつの能力を信じてなかった ただそれだけだったのだ)


ディスノットは己の傲慢さで、スナイパーの能力を聞いてなかったからだ

ディスノットはスナイパーへと握手を差し伸べた

スナイパーは笑顔でそれを受け取る





その瞬間、光が舞い込んできた


ディスノット

「うお、まぶし!」


スナイパー

「なんですかこれ?」


二人に記憶が舞い込んできた


ディスノット

(何故俺はスナイパーの記憶を失っていたんだ)


スナイパー

「どうやら能力者の仕業らしいですね」


トップシークレットの手紙には

能力印が刻まれていた




ディスノット

(能力印 これがあると能力者としての能力を譲渡する事が出来る

つまりこの手紙自身が能力を有していたのか)


早速、能力印にされていた横にあった

能力の説明を読んだ


体験答案メモリートークアンサー

<出題された時点で周りと関係した記憶が消される

出題された問題をクリア出来なければこの状態は解けない>





スナイパー

「って事は、私お邪魔でしたよね

私がいなかったら」


ディスノット

(いや、スナイパーがいなければ

まず俺の記憶の欠落が奢りを生んで破滅を呼び込んでいただろう


ここは一つ礼をしておくか)


ディスノットが無言で礼をする


スナイパー

「はわわ!ディスノットさん いいですよ!そんなの!」


スナイパー

「これからどうしますか?

なんか学校に来た人に転送させられたらしいですから」


ディスノット

(ロジクトは持っているよな)


スナイパー

(当たり前じゃないですか

脳型デバイス機器は能力者だろうと、誰でも使える代物ですから)





ディスノット

(では、俺達は皆がいる方角へと向かおう)


スナイパー

(そうですねー

あ、今近くにチルシィさんがいますね


アルフェスさんは…

?アルフェスさんの存在が消えましたね 何ででしょうか)


ディスノット

(アルフェスは能力者として開花していたよな

だとしたら厄介な敵に巡り合っているかもしれん


チルシィが生存したのはアルフェスがかばったからか?)


とりあえず二人はチルシィの元へと向かった

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