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3話 転送されたクラスメイトと熱意で動くリナリア

アスラ

「ご機嫌よう 能力者学校の皆さん

僕はアスラ ツクヨミ様が作ってくれた能力者人間だ」


アスラの能力は口にした発言によって転送する事が出来る力だ


アスラ

「闇思考共有はコンピュータに対して発言した事で

能力者戦争の歴史を彼らに見せたんだ」


リナリア

「そうだったのか

通りで誰もが能天気な二人以外は身動きとれねぇって事になったんだな」


そこに扉を開けて登校する三人組が


コール・エミング・ルイ

「何してんの」


リナリア

「馬鹿は5人だったか」





アスラ

「では私は弱ってしまった歴史を共有させた能力者の人達を転送させようかな

これで能力者はまた消滅する」


リナリアは恐れていた

リナリアは外交経験があった

そして無人島以外の場所を知っていた


ツクヨミ側の支配が全てになっていた

だからこの能力者学校はその生き残りだった


アスラはそのまま能力者学校のクラスメイトを転送させる


アスラ

「私を倒さなければ能力者は転送されない

そしてその後、能力者として還元されない


しかし倒す=二度とこちらへ戻ってこないと同義だ」


リナリア

「なるほど つまり詭弁はあれど

要は倒しても奴らは戻ってこないという事か


生き残りが全ていなくなるとは辛いな」


リナリアは深く悩んだ






アスラ

「お前はどうするのだ?」


リナリアの言い分は決まっていた


リナリア

「殺す」


アスラ

「え?」


黄金死体の剣で真っ二つ


アスラ

「ちょっとまて

お前の能力強すぎないか」


瀕死状態のアスラに留めの黄金銃


リナリア

「まあな

伊達に黄金死体という消費アイテム能力を使っていない


黄金死体とは名ばかりな

金貨一枚犠牲にするだけで、黄金死体を無理矢理応用した黄金理論で作られた武装召喚能力だからな」


能力者としての説明だけでは黄金死体は誤解されやすい

先手必勝をしやすい能力だ





アスラ

「これからお前は…どうするというのだ」


アスラが最後に放った言葉だった


リナリア

「そりゃあ、全てを解放する為に私が戦うしかないだろうよ」


リナリアはロジクトを見た

ロジクトでは既に世界はツクヨミ側に支配されていた


リナリア

「大多数の存在でそれが正当のように感じられるが

それは誠に残念で 答えはノーなのだ


それは断固拒絶しよう」


それはただの愉快犯だからだ





~リナリアの回想~


リナリアが見た光景は素通りしていたツクヨミの光景だった

ツクヨミはその時、牢に入れられて絶対に出られないようにされた状態で

移動させられていた


異常な光景だった

しかしツクヨミ自体は何とも思ってなかった

気怠そうに言ってしまったのだ


ツクヨミ

「世界変わってくれないかなぁ

能力者もっと増えればいいのに」


リナリアはその近くで見ていた事で黄金死体として生きる羽目になった


~リナリアの回想 終わり~





リナリア

「あそこから、愉快犯のようにツクヨミは世界を変えた

なので、これを破壊するのも奴の気持ち次第だからな


そこに大多数が正当しようが何を思おうが

それはいつしか壊れる牙城なんだよ


だから私は一人でも戦うんだ」


ロジクトで調べたが

どうやらクラスメイトは無事にファントム化したようだ





リナリア

「ファントム化したから

次からは敵だな」


ファントム化=そのままの人体で

敵側に回る事だ

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