25話 隠せない能力
デンコー
「君かな」
リナリア
「そうだ
私は帝国に侵攻しに来たのだ
だから私を殺せなければ
お前はイコール死ぬことになるのだ」
デンコー
「あはは
面白い考えを持ってるね
君の情報知ってるよ
黄金死体って能力だろ
分かってるから」
銭を投げられる
黄金鎧で防ぐが
黄金鎧に少しダメージが入る
リナリア
「銭を投げているだけなのに
何故だ?
これは本当に銭なのか?」
疑心暗鬼に囚われる
黄金剣によって銭を真っ二つに斬る
デンコー
「へー君の身体能力凄いね
でもそんな柔軟な光景も
僕の投げ技からしたら終わりだね」
リナリアはこれは速度が招いた力だと感じた
リナリア
「銭も投げ速度が変われば
それは凶器となる…か」
その速度はやばかった
黄金液体を周りに張って様子見
デンコー
「僕の銭投げを無効にしようと思ってるんだね
でも大丈夫」
そのまま黄金液体にあった銭はどこかへと消えてしまう
リナリア
「返却されている?」
デンコー
「そう
僕の銭投げは
返却される つまりは無限の投げ技って所だね
しかも速度は電光石火だ」
【来光銭投】
≪電光石火の如く銭を投げる技
そのまま銭は返却されて永遠と繰り出す技≫
リナリアの黄金鎧を攻撃しまくって
黄金鎧が砕け散る
しかしリナリアは金貨一枚犠牲にする事で再び鎧を纏える
リナリア
「おいおい これは私への回復技か?
金貨一枚で回復出来るんだぞ?私の鎧は」
黄金鎧を金貨一枚
黄金槍を金貨一枚
全ての黄金に対して金貨1枚を払うが
銭の中に金貨も入っている
リナリア
「黄金液体を硬化させるだけで金貨を複数止めることが出来る
そしてそれを私はロジクトに積める
これでストックは貯められるぞ
やればやるほど、お前の攻撃は無意味と化す」
デンコー
「そう思ってるなら
僕以外の攻撃を見た方がいいよ」
後ろから攻撃を受ける
リナリア
「な?
お前、何の真似だトレース!」
それはトレースからの攻撃だった
トレースされた大岩での攻撃
トレース
「いや、僕じゃないよ!
それは僕じゃない!」
そこにはトレースが二人いた
リナリア
「トレースが二人?どうなっている?
トレースによって大岩をトレースされる
そしてそれらが銭の形になって投げられる
これはどうなっている?
まさかこの銭は全て大岩?」
デンコー
「よくわかったね
そうだよ
僕の能力は投げ技
だから銭の形を成しただけの騙し技という訳だ
ま、ネタばれした所で防ぎようがないけどな」
銭投げでそのまま黄金鎧が無くなり
そして銭投げで血みどろになる
デンコー
「終わったようだね」
トレース
「そんな…
リナリア…」
デンコー
「じゃあ次はトレースの番だね」
トレース
「ま、待ってくれ僕は…」
デンコー
「駄目だってそんなの
だって君はただただ裏切っただけでしょ」
そして銭投げがトレースに襲い掛かる
しかしダメージが受けない
トレース
「リナリア?」
リナリア
「私を殺した事にするのはやめろ」
デンコー
「何故君が生きている!
確かに死んだのに!」
リナリア
「そうだな
死んだよな
ようやっと騙される所だったよ」
デンコーへと歩いていくリナリア
リナリア
「銭投げの仕組みはこうだ
大岩というものを銭に変えて投げる技だ
しかも電光石火クラスでな
しかし本当のお前は本当に銭投げしか持っていないのだ」
ロジクトでの記録を見ていた
そしてノルクの組み合わせ技を考えた
リナリア
「お前はお前以外の誰かと手を組んでいたな
騙しにつぐ騙し 違うかな?
だから私がその真相を分かった時その能力が解除された」
どこかで隠れている能力者の声
能力者フェイカー
「フェイク またしてもフェイク」
リナリア
「こんな風にな」
銭投げの銭に隠れていた騙し能力者を黄金斧で消し飛ばす
【騙絵騙】
≪騙し絵能力
しかし裏は騙しの裏の騙し
それに気付かなければ、騙され続ける≫
帝国の扉も騙しにつぐ騙しだった
最初から扉は存在しなかった
ただのパスの認識の扉だった
リナリア
「さて、ネタバレついでに
お前はここで死んでもらおうかな
ロジクトに帝国用のパスがあるはずだ
それをまるっと手に入れさせてもらおう」
デンコー
「ま、まってくれ」
リナリア
「いや、待たない」
デンコーはリナリアが範囲に入った途端に
ロジクトで表示したスクリーンを映し出す
そのスクリーンには光があった
デンコー
「眩しく感じてる今の内に電光石火の銭へ自分を載せて
僕は逃げる!」
しかし瞬時に捕まえられる
リナリア
「おいおい私が逃すとでも思ったか?」
そして黄金斧で真っ二つにする
ロジクトからパスを入手する
リナリア
「これで帝国の侵攻をする事に成功したな
トレース良かったなお前は死ななくて
トレース?どうした」
トレース
「え、お おう
いくか」
(これなら…帝国を倒せるかもしれねぇな)




