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24話 帝国の扉

リナリア

「お前は付いてくるのか?」


トレース

「え?

どうして…」


リナリア

「付いてこなかったら

お前は忽ち裏切者って所だろう」


ここまでやった行いは

催眠世界への干渉を図った事だからだ






トレース

「じゃあ僕はどうすれば…」


リナリア

「お前も一緒に帝国に侵攻しろ」


トレース

「いやいや

人数分かってる?


今残ってる3人以外いないんだぞ」


リナリア

「まあ生存バイアスで考えればな」


トレース

「生存バイアス?」





リナリア

「後々わかるよ

で、付いてくるんだったら後ろから付いてこい」


そのまま走り去る


トレース

「無理だから

僕は力が強い訳でも能力が強い訳でもない


下位能力なんだから優しくしてよ」


リナリア

「無理だな

だってお前は私の同志を殺したのだから」


トレース

「殺してはいないだろ」


リナリア

「間接的な殺しなら殺しと同じだよ」


走行速度の速いリナリアに

トレースは後ろからロジクトで後を追うのがやっとだった







~帝国の門~


ロジクトで帝国の開け方を探る

トレースが荒息を立てて追いつく


リナリア

「おう

きたか


トレースが来る前に開けようと思ったんだけどな」


黄金拳で殴ってもびくともしない


リナリア

「ほら、この通りだ

全くびくともしない」


トレース

「それは当たり前だろ

能力者の作った扉だから」


リナリア

「なるほどなぁ」


黄金氷を空中に作って

そこから飛びながら

次の黄金氷に飛び移って空中から潜入





リナリア

「うおっと

潜入しようとしたら何か攻撃されたぞ」


光の乱反射がリナリアに当たろうとする

寸前で避ける

黄金氷を上に具現化してから

そのまま地面までひとっ飛びの落下だ




リナリア

「あの光に当たったらいくら私でも焼き尽くされそうだ

太陽の光のような攻撃だった」


トレース

「あれは帝光だ

あれによって、帝国に盾突くものはいなくなった

掃討用の能力」


【帝光】

≪帝国クラスの光を発する能力

帝国クラスに配属しない全ての光に反する事が出来る

雑魚専用の即死技≫






トレース

「ま、ここは僕の出番だね」


トレースはそのまま対象のトレースを行う


リナリア

「私が沢山だな」


トレース

「そう、帝光に攻撃される専用」


リナリアファントムが

黄金氷を使って同じように飛び上がる




リナリア

「金貨も無ければ直ぐに黄金によって死体化されるぞ」


リナリアは最初にこれを使用した際

黄金によって死体化しかけた

その時に助けてくれたのがガーフィス先生だった


リナリア

「ガーフィス先生どこにいったんだろうか」





トレース

「金貨を犠牲にするのは知っているよ

ロジクトから何度も金貨を現象化しているのを見ているから」


リナリアファントムが帝光によって掃討される


トレース

「複数の帝光からの攻撃を受けさせた場合」


能力者

「誰だよ

今どき帝国に攻撃仕掛ける奴」


トレース

「能力者が現れる寸法って訳ね

じゃあリナリア頼む」


リナリア

「了解」


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