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2話 能力者学校への襲撃

リナリア

「まあ良いか

黄金死体で身ぐるみ剥いでやる」


金貨一枚犠牲にして

金粉によって存在を物理干渉で探知する


リナリア

「探知で感応したのは

二つの存在だな


この能力者学校にいる人間以外がいる」


リナリアは出席名簿をガーフィスから取り上げた




自己紹介される


リナリア

「ショタのチルシィ

おっさんのアルフェス

熱血馬鹿のエルド

DQNで欠席連続のコール、エミング、ルイ

人形と一人で三門芝居の最初から能力を持ったノルク

最強と言われている幼女リナリア(笑)

怒ると怖いおかまのアイラ

メンヘラ枠のレフアン

無口のディスノット

おてんば幼女のスナイパー

天才のオックス

後はやばい奴のドンクルか」


ドンクル

「おいこら!

俺の自己紹介だけおかしいだろ!

調整しやがれ!」


ドンクルが頭と頭をぶつける

しかしドンクルは黄金鎧で身にまとったリナリアから衝撃を食らう




リナリア

「お前は頭も悪いし

まあ能力自体も開花したら恐ろしい輩なんだ


十分注意しなければな」


そしてリナリアは闇思考となっている状態で先生が喋る事が出来ないのを理解

授業を再開した





リナリア

「能力ってのは概念としてはアバウトそのものだ

摩擦係数の能力は 全てを滑らせる能力だ

細かい説明はあるにせよ、アバウトに説明すると

なんてことはない 単純な能力なのだよ




つまりだ 私が言いたいのは

この世界では自ら考えていた能力へ細分化されていると見ているのだ


この世界は催眠にかかった夢の中の催眠世界と仮定しよう

そしてその前の世界ではあらゆる能力は単純だったと仮定するとする」


エルド

「お前何が言いてぇんだ?

俺達さっぱり分かんねぇよ

言いたい事を答えてくれよ」




リナリア

「つまりだ


催眠世界を呼び覚ますには

その細分化された能力者を探せばいいという事になる」


エルド

「この世界は催眠世界なのか?」


リナリア

「それは分らないな けども私達はこの世界から抜け出す事は出来ないだろう」


「それは何故だ?」


リナリア

「この世界が成り立っているからだ

能力者世界となったこの世界は最強者と無敵者と超越者がいる


しかしこの世界が変わった試しは無い

つまり催眠世界では無い事が証明される」





先生からの授業の話を終える


リナリア

「これが先生が残したやり取りだ

勿論、お前たちが何を共有しているか私は分からない

しかし闇思考能力という厄介な能力で共有された状態はいわば危険意志なんだ


私と喋る事が出来たのは

熱血馬鹿のエルドと頭の悪いドンクルだけか」


リナリアは憔悴した


リナリア

「うむ これは多分、ツクヨミ側 つまり超越能力者の襲来って奴だな」


そこに存在証明される

黄金死体の金粉によってセンサーで読み取った


リナリア

「高次元の能力の私の力だ」


アスラが現れた


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