1話 無人島の能力者学校
ここは能力者開発の無人島
無人島では能力者学校で能力者を開発して強くする為に学校に選ばれた能力者が登校している
学校一の能力者の幼女リナリアがさらさらのブロンドヘアをなびかせて登校する
コール
「おいこら そこの幼女おいこらぼけかすこらぁ」
頭の悪そうな挨拶が幼女を取り囲む
リナリア
「おやおや また聞き飽きたような声が聞こえるな
私は最強だと何度も言っているだろう
何の能力も持たないお前らがこの能力者学校に入れたのは先生に人徳があったからというのに」
やれやれだといいながら
後ろで金属バットで殴打しようとしたエミングを回避
エミング
「うお 相変わらずおめー良い匂いしてんな」
リナリア
「失せろ 変態が」
リナリアは黄金死体となって
そのまま金属化した拳でエミングを一発殴って学校の壁にめり込む
【黄金死体】
≪現象能力
ゴールドがあるだけで強くなる能力
ゴールドが周辺に無いと溶けて死ぬ≫
ルイ
「相変わらずあんた強いな
まあ俺らも相当腕上げたけどな」
ルイはタバコをふかして
タバコの煙幕を利用する
リナリア
「ほう ルイ
お前は煙幕能力者となったのか なかなか面白い試みだな
しかしだな 金に勝るとでも思っているのか?」
リナリアは金粉を巻き散らして煙幕の霧を消す
コール
「いくらお前でもこれなら無理っしょ(笑)」
笑いながらコールは銃撃
リナリア
「おいおい 能力者としての自覚はあるのか?
お前らは根本的な授業日数が足りないから能力が芽生えないのだろうよ
反省しろDQN」
リナリアは銃撃をかきんという
まるでBB弾を弾く様に金属鎧から弾かせて
そのままリナリアは突進で蹴飛ばした
リナリア
「お!いい感じでホームランしたな
しっかりその部屋で反省されてろ」
リナリアが蹴飛ばした上階の窓は先生の部屋だ
先生の怒りの鉄拳によってコールは悲鳴を上げる
リナリアは金貨1枚を犠牲にして学校へと登校した
~能力者学校~
能力説明をする先生ガーフィス
ガーフィス
「ま、能力には色々いるでしょ
ざっと一覧化してみれば考えれるのをちょこっと並べただけでも
属性能力・ルール能力・回復能力・操作能力
創作能力・解読能力・思考能力・予知能力
破壊能力・無効能力・反射能力・攻撃能力
防御能力・瞬発能力・自動能力・変換能力
肉体能力・同化能力・改造能力・変更能力
こんくらいはあるんじゃないか?」
ガーフィス
「最強の上は無敵だが
無敵の上は超越者だ
最強は最も強い能力者だ
しかし無敵は敵がいないレベルの能力だ
そして超越者は人を跳躍した超人という事だ」
リナリア
「先生 最強は上位では無いのか?」
ガーフィス
「確かに最強は上位だよ
肉体能力で最強なら最強と自ら呼んでいいだろう
しかし無敵の能力者には勝てないよ
それ以上に強い能力なのだからね」
授業が始まる
トレース
「じゃあ僕の能力で人との共有をしてね」
トレースの人の思考を見る能力によって
能力者がどういったものか
また、相手の思考を見た時の能力思考がどういうものかを見る事で
能力者が考えてる事を鍛えて、能力者バトルの役に立たせる授業
その授業で皆が能力者思考を共有した
リナリア
「おっと!」
リナリアはその思考回路をシャットダウンした
金貨一枚を犠牲にして黄金死体である黄金鎧を身にまといながら
一人の闇思考を持った能力者に恐怖して支配されて
暗黙の了解でその能力者の配下となった
リナリア
「さてさて、そんな能力者 この学校にいたかな」
リナリアはこのクラスメイトを見ていたが
能力が開花したのは一握りだった
この闇思考能力についてはどうにも負が落ちなかった




