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2

後ろに気配を察知。背中から弓を引き抜いて、思い切り闇目掛けて突き刺した。手応えあり。僅かによろめいて、消えていく。その突き刺した矢を番え、また放つ。多少穢れているとはいえ、まだ霊格は落ちていない。二本目。肩に貫通。それは血を撒きながら、光によって侵食されていく。その隙を見て、学校の校舎裏へ。また気配。同じ場所に留まっては行けない。留まったら侵食される。走りながら弓を構え、突っ込んで来た。三本目。彼の脚目掛けて射抜いた。これで全力で走れないだろう。よろけた様を確認し、最後の止を刺す為に弓を引き絞る。体力はそんなにある方じゃない。ずっと走り続けていて、集中力が鈍っている。これで、最後だ。

指から離れた矢は僅かな光を放ち、心臓を貫いた。溢れ出たのは血ではない。ドロドロした墨のようなもの。このまま朽ちるのも時間の問題だろう。僕は近づいて矢を引き抜こうとした。

――終わりかと思ったか?

溢れ出た淀みが脚に纒わり付く。まずい、このままだと取り憑かれる。僕は改めて背中から矢を引き抜いて、男児の体に突き刺した。そのまま割くように、矢を動かす。これで五本目。体もない。概念でしか襲えない。だったら互いの信仰で勝負だ。僕は心臓を貫いた矢を少年から取り出すと、改めて突き刺した。僕の真骨頂は弓による遠距離じゃない。飛梅様、三狐神(さぐじ)様から受け継いだ霊気を廻し、また再度突き刺す。これこそが妹では無い僕の強さ。信仰による強さ。

――かはっ..............。

泥のような水溜まりが浄化されていく。元々あった男児の体躯は見る影もなく、あと残されたのは土塊のみ。戦いは.......終わった。

昨日の小ネタ

ちなみに弓道部の弓の張り方は、壁にくっついた窪み(?)に引っ掛けて張ります。

大会の時には人様の手を借りて、しならせて張ります。


明日、凛出ます。 おかえりー!

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