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あぁ、僕は嫉妬していたのか.......。大切な血の遠い妹に。あの子は飛梅様直属の子供。僕は 様の子孫。霊圧に差が出るのは仕方ない。それを補うように、僕は二神から力を分けて戴いている。だからこそ、戴いた力と妹自身の力が同列な事に堪えた。あの子は自分自身で霊気を生み出せる。けれども僕の霊気の半分は貰い物。
ずっと一緒に任務粉して、ずっと一緒に危険地帯を駆け抜けて、力まで神に分けて戴いているのに、それでも尚、僕は凛に護られている気がした。
「.......そうかも知れません.......。大切な妹なのに、浅ましく嫉妬して。兄としても神職としても失格です」
心に淀みが溜まっていく。愚痴なんか聞いても誰も喜ばない。嬉しくない。晴れやかな気持ちで人と接する。人間関係を保つ為には必要な事だ。なのに.......。
「凛には凛の、慧には慧の長所がある。あの子は確かに強いけども、君ほど私達に敬意を払ってはくれない」
「でも敬意なんてなんの意味もない!! 霊気が全てじゃないですか!!」
気がついたら絶叫していた。余りにも不敬。敬いもへったくれもない。呼吸が荒くなる。呼吸の仕方が分からない。奥歯を噛み締めて激情を抑え込む。このまま言ったら叫びだけでは留まらない。それでも飛梅様は怒る様子もなくただ穏やかに返す。物分りの悪い子供に根気強く付き合うように。
凛が特殊体質なのは、確かに飛梅様の件もあるんですど、もう1つ訳があります。
次回作では語られませんが、いつかお話ししたいです。
読者様 いつかっていつ?
作者 .......( ̄▽ ̄;)
※作者はこんな人です!!!!




