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.......やっぱり変えた方が良いだろうか? 急に怖くなって、来た道を戻ろうとした時、木で出来た鳥居を発見した。何年も時間が経っているのだろう。黒く変色し、寂れて傷んでいた。そしてその奥に小さな祠を発見した。

これも何かのご縁だろう。神様が、僕を呼んで下さったのだろう。それが決め手となった。祠の前の賽銭箱にそっと五円を落とし、柏手を打つ。

――お願いします。天清さんと付き合いたいです。

――付き合ってどうなりたい?

何処から声が聞こえて来た。耳を通じてでは無い。脳に直接語りかけるような。その声は重重しく、言葉一つ一つに思いが篭っているように感じた。

――仲良くなりたい。帰り道も一緒に帰りたい。沢山話をして、彼女のことをもっと知りたい。ずっと、一緒にいたい。

心で恥ずかしげもなく絶叫した。すると周りの木々達が笑うように木の葉をかさかさと音を立てた。自分で願っておきながら、恥ずかしい。今の声だって、空耳かも知れないじゃないか。

そう思って踵を返した時、また脳裏に直接声が聞こえた。

――その願い、聞き届けよう。

うーん.............。この子が主人公って訳ではないです。

慧、明日出ます。宜しくお願いします。

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