表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もふもふドラゴンと素敵な省略錬金術~材料省略して水からポーション作ります!~  作者: 猫野 伽羅


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/111

【番外編】アルちゃんのお留守番

本編には関係ないのですが、お留守番中のアルちゃんが可愛くてついつい書いちゃいました。

楽しく読んで頂けたら嬉しいです。

 今日からご主人様とヴァイスはダンジョンへ向かった。


「アルちゃん。行ってくるね」


「アル、頼んだぞ!」


「きゅっ!」


(分かった。お留守番は任せて!)


 ぼくも一緒に行きたかったけど、お店にご主人様がいないとお客さんじゃない人が入ってくるんだよ。だからいつもぼくが追い払っているんだ!


 うちのご主人様は、いつもにこにこでとっても素敵なんだ。いつもぼくに優しくしてくれて、お湯を入れてくれたり、栄養剤を入れてくれるんだ。そんなご主人様がぼくは大好きなんだ! でもヴァイスはたまに意地悪言うから、そういう時はお湯を掛けちゃうんだよ!



 ご主人様達が出掛けてすぐに裏口の扉がガチャガチャ音がして、その後にガチャっと開いた。ちらっと見ると、知らない2人組だ。これはきっと悪い人だ。


 ぼくは移動温泉ポットでふわっと浮くと、その人達の耳元へ上からそっと下りていく。


「きゅっきゅっきゅっ!」


「な、なんだっ!?」


「えっ!?」


「きゅぅぅぅぅーーーー!!!!!!!!!」


「「!!!!!!」」



 ぼくはご主人様から名前を貰ったから、色々出来る事が増えたんだ。周りに居る人達全員を気絶させる事なく、狙った人にだけぼくの声で気絶させることが出来るようになったんだ!


 一瞬で気絶した人達を蔦でぐるぐる巻きにして、ドアを開けて外にぽいっ! と放り出した。


 いつもぼくが外にぽいっと出して少しすると、警備に来た騎士さん達が連行してくれてるみたいなんだよね。一応ご主人様とヴァイスを守ってくれようとしてくれているみたいで、ちょこちょこ巡回してくれているみたい。


 そんなことをしていたら、ちょっとお湯が冷めちゃった。今日はやってくれるご主人様がいないからぼくがやらなきゃね。

 ポットから出ると、錬金マドラーを持ってくる。移動温泉ポットに錬金マドラーを入れてくるくるっと混ぜると、湯気が立ってきた。

 錬金マドラーを戻して、ぼくはポットに入る。


「きゅぅ~」


 毎日入っているけど、飽きないよね。お湯はやっぱり気持ちが良い。

 なぜかご主人様にはぼくが言いたい事が通じるんだよね。だからいつも甘えちゃうんだ~。だって大好きなご主人様が入れてくれたお湯の方が気持ちがいいんだよ!


 ご主人様が移動温泉ポットを作ってくれる前は、ご主人様が夜にしか錬金部屋に来なくなって、ちょっと寂しかったんだ。

 でも、ご主人様がぼくが移動出来るようにしてくれたから、寂しくなくなったんだ。それにお家を守る事も簡単になったんだよ。


 お湯に浸かってのんびりして過ごしていたら、午後になった。ぼくは植物だからいくらでものんびりしている事が出来るんだ~。


 そう思っていたら、お店の裏のドアががちゃがちゃ音がした。これは悪い人だ!

 すぅっと移動して裏口に向かうと、やっぱり知らない3人組が入ってきた。ぼくが目の前で飛んでいると、驚いている。


「うわっ、なんだこれはっ!」


「うわぁっ、マンドラゴンっ!?」


「うわぁぁぁ!」


 ニヤッと笑ってやると、さらに恐怖でがくがくしている。


「うわぁっ!」


「た、たすけてくれぇー」


 いつもみたいに蔦でぐるぐる巻きにして、動けなくする。


「うわっ!」


「なんだこれっ!」


「た、たすけてー!」


 裏口のドアを開けて、ぽいぽいぽいっ! と外に放り出した。きっとまた誰かが連れて行ってくれるだろう。

 お店の鍵を閉めたら、またのんびりお湯に浸かっていよう。


 ご主人様達はいつ帰ってくるかなぁ。ぼくが守っているから安心していいけど、寂しいから早く帰ってきてね。


 少しすると、今度はお店のドアがガチャっと開いた。そっと見に行くと、ご主人様とヴァイスが帰ってきた。


「アルちゃん、ただいま!」 


『アル、戻ったぞ』


「きゅきゅ~!」


 ご主人様とヴァイスが帰ってきて嬉しい。おかえりなさいの気持ちを込めて返事をした。嬉しくて、ご主人様の周りをくるくる飛んでしまう。

 やっぱりご主人様がいるのが嬉しいっ! ぼくがくるくる回っていても嫌がらずに撫でてくれるんだ。


 ご主人様、大好きっ!

いつも読んで頂きありがとうございます。

ブックマークや評価もありがとうございます、更新の励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ