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もふもふドラゴンと素敵な省略錬金術~材料省略して水からポーション作ります!~  作者: 猫野 伽羅


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海の中をお散歩

 数日経って今日は定休日。これから王都から南にある海に行く予定だ。先日作ったアクアリングを使うんだ~!

 ニャンドラゴンのアルちゃんも一緒に飛んで行く予定だ。アルちゃんはポットがなくても移動出来るようになったので、今まで以上に自由に動けるようになって楽しそうだ。


今日も移動中は私の移動ボードで移動している。私の側をヴァイスもアルちゃんも飛んだり、移動ボードに一緒に乗ったりと楽しんでいる。


「今日は海の中をお散歩するけれど、何か面白い物が見つかるといいね~」


『そうだな。錬金術に使える物があると良いな』


「にゃんきゅっきゅ!」


 移動ボードで飛んでいると、海が見えて来た。

 アルちゃんが海を見て大はしゃぎしていて、とっても可愛い。だけど海水だからアルちゃんには入れないのだと伝えるとしょんぼりしている。


「にゃんきゅっ!?」


「大きなお風呂みたいだものね。今度お家のお風呂に一緒に入ろうね~」


「にゃんきゅっきゅ!」


 王都から南にあるリンドーロの街に着いた。移動ボードを降りて砂浜を歩いて行くと、砂が珍しいアルちゃんがぴょんぴょん飛び跳ねて遊んでいる。


 アルちゃんが喜んでくれて、とっても嬉しい。今日はアクアリングを使って海の中をお散歩するのだけど、アルちゃんを抱っこして、ヴァイスはいつものように肩に乗せて歩いて行こう。

 私が触っている物もアクアリングで膜を作ってくれるから、水に濡れないから安心。


「しかし、この海に入っていく所を見られたら大騒ぎになりそうだよね」


『確かにな。だが、近くに誰もいないからさっさと行くぞ』


「うん、ヴァイス。ありがとうね」


 ヴァイスが周りに人がいないことを調べてくれたので、急いで海に入っちゃおう。歩いて海に入っていくと、私の周りに空気の膜が出来るからなんだか不思議な気分だ。

 今日はお天気が良いから、海の中に入ると中の景色がとても綺麗だった。上からキラキラと日差しが降り注いで、海の中から上を見上げるとキラキラ見える青い景色がとても素敵だ。


「うわぁ、綺麗だねぇ。思ったよりも凄く素敵な景色だね!」


『そうだな。これは我も初めてだが、気に入ったぞ』


「にゃんきゅっきゅ!」


 海のお散歩はとても楽しいけれど、危険がいっぱいです。なんか珍しいからか、めちゃくちゃ色々な生き物に襲われてます。


「ねぇ、なんでまだ浅い海なのにサメがいるのーっ!?」


『カノンが旨そうなんじゃないか?』


「えっ、食べられるっ!?」


「にゃんきゅっ!?」


 そう言いつつヴァイスが次々に倒してくれてます。海の中でも強いヴァイスです、とっても恰好良いです!

 先日語尾がにゃんって言っていたヴァイスじゃないみたいです。とか思ったらやっぱりしっぽ攻撃を受けた。なんで分かるんだろうね?


『カノン、何か変な事考えたであろう!』


「いやいや、ヴァイスが恰好良いな~って思っただけだよ?」


『さっきの表情は絶対違うだろっ!』


「えへっ。っていうか、なんでいつもバレるんだろう」


 ヴァイスにジトーっとした目で見られたけれど、そっぽ向いてごまかしちゃおう。でも、結局しっぽ攻撃は受けるんだよね、おかしいな。


「しかし、海の中を歩くの初めてだけど楽しいね~」


「にゃんきゅっきゅ」


『カノン、ちょっと止まれ。そこにある大きな貝は近づかない方が良いぞ』


「えっ、貝?」


 目の前を見ても大きな貝が分からない。私の少し前には大きな岩があるくらいだ。首を傾げていると、ヴァイスに目の前の岩を鑑定してみろと言われた。

 平屋の家くらいありそうな大きな岩を鑑定してみると、本当に貝だった。しかも、この貝は近づいた魚や人を食べちゃうらしい。


「うわ、こわっ!!」


『食べられたくないなら、避けて通った方が良いぞ』


「うん、そうするっ!」


 鑑定画面を見ていると、この貝の中に綺麗な宝石が出来ると言われていると書かれている。真珠みたいに出来るって事なのかな?


「あっ、ヴァイス。その貝って倒せる?」


『ああ、我なら貝殻ごと攻撃して倒せるが、どうした?』


「この貝の中に綺麗な宝石が出来ると言われてるって鑑定スキルさんが教えてくれてるから、ちょっと気になっちゃった」


『なるほどな。ちょっと倒してみるか』


 無抵抗な貝を攻撃しちゃうのも申し訳ないけれど、興味がある。ヴァイスにお願いして倒して貰うと、ぽふん! と大きな石をいくつか落とした。


「わわっ、凄い綺麗な石が落ちたよ!」


『うむ。見たことないくらい綺麗だな』


「にゃんきゅ!」


 鑑定してみると、青の魔石(大)、海宝石、シーブルーダイヤだった。シーブルーダイヤは普通に海みたいに青く透き通るダイヤモンドだった。だけど、海の中みたいにゆらゆらしていて物凄く綺麗で、いくらでも見ていられそうだ。

 海宝石はこの宝石を身に付けると、地上と同じように海の中でも動けるようになるのだって。私のアクアリングは泳げないけれど、水の中で自由に動けるって凄いね。


 私は戦闘しないからアクアリングで十分だけど、戦闘職だったら助かるかもしれないね。誰か必要な人が居たら作ってあげよう。


 その後ものんびり海の中をお散歩していると、小さい島があったのでそこでお昼を食べよう。向こうの方に街が見える。結構歩いてきたみたいだね。

 お昼ごはんはアイテムボックスに入っているパンを取り出して食べよう。ヴァイスにも渡して、アルちゃんにはサラダをあげる。みんなで一緒に食べられるのが本当に嬉しいね。


「にゃんきゅっきゅ~」


「ふふっ、一緒に食べるとおいしいね」


『そうだな。アルも一緒に食べられるようになって良かったな』


「うんっ」


「にゃんきゅっ!」


 みんなで仲良くご飯を食べたら島を散策してみる。珍しい植物でもあれば良かったんだけど、特に目新しい物は見つからなかった。残念。


 午後も海の中をお散歩してから移動ボードでお店に帰る。今日もとっても楽しかった。ヴァイスもアルちゃんもはしゃぎ疲れたのか、帰りは移動ボードにちょこんと座って帰っている。


「今日は海の中とても綺麗だったし、楽しかったね~」


『そうだな。また散歩に行ってもいいな』


「にゃんきゅっ!!」


「また一緒に行こうね~」


 サメには襲われていたものの、ゆったりと海の中で過ごせたのでとっても癒された気がする。明日からまた頑張ろう!

いつも読んで頂きありがとうございます。

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