表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

隣人のお姉さんは異世界転生してきたらしい

作者: まちゃろ

初投稿です。 短めとなっております。

「·····あんた誰? 」


ーー気がつくと目の前には金髪美少女が立っていた。


「申し遅れました···!  私、女神をしている者です!」

「熱中症で頭イカれてんじゃないの?  そのイカれた頭、私がぶったたいてなおしてあげるわ!」

「やめてください!  ほんとなんです·····」


  私の態度に怯える彼女は女神らしい。

  私はそういった類いの物を全く信じない私であったが、その透き通るような金髪と某アイドルグループ並の顔立ちから、何となく少しは信じて話してみた。


「あなたは戦闘によって死んでしまいました。ですがあなたの様な成仏しきれていない魂を新たな世界に送るのが私の役目なんです·····!」


ーーそうだ、私は敵軍との戦いによって体に火炎魔法を受けて死んだんだった。

·····てかくそ痛かったのに体の傷消えてんじゃん。


「なるほどね。 そういう事なら何処でもいいからはやく送ってちょうだい!」

「話の飲み込みはやすぎませんか!?」




「·····という事があって、この世界に送られて隣の家に引っ越してきたのよ!  よろしくね!」

「いやいやいや!  何がよろしくねだよ!  ツッコミどころ満載だよ!  せめて女神にはそのタメ口やめろよ!  てか敵軍ってなんだよ戦争かよ!  てか火炎魔法ってなんだよゲームかよ!  てかそれって異世界転生じゃんかよ!」

「てかてかてかてかうるさいわね!  とりあえず私はここに住むからこの世界のこと教えなさいよ!  まず道に立ってる3色のライトと人が乗ってる動く箱は何よ! みたことないわ!」


 こいつはどうやら異世界転生して日本(ここ)にきたらしい。

 なんなんだよ·····


「あれは信号であれは車。てかそんな事も知らないのにどうして自分の家は持ってるんだよ!」

「難しいことはあの女神が全部やってくれたわ」


  その女神便利すぎて笑っちまったよ!

  俺も1回会って隣人のいた世界に転生させてもらいたい·····


「ところでこの世界にきてから水属性魔法が使えないのはなんでかしら、喉が乾いたのだけれど·····」

「なめんな」


ーーこうして転生者の隣人と出会った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ