貯蓄癖は大事
当方は地方都市のサラリーマンをやっとります。
今はそれなりに名の通った企業に勤めてますが「○○? へぇ、凄いじゃん」みたいに言われるもののその実態はお給金がまぁ、うん、うーん・・・ボスケテ・・・な感じです。会社のその手の看板ほど宛にならないものはないと若い人は知ると良いですよ。
独り身ですしお酒は凄まじく飲みますがタバコはVAPE(あまりお金掛からない電子タバコでニコチンもタールも入ってない奴)で遊ぶくらい、ギャンブルと呼ばれる類は基本やりません。
さらにお金の掛かる趣味はそれほど無く、最近で最も大きい出費がポメラDM-100(約二万円)。
しかし独身の同僚を見ているとどうにも違和感が有り色々話をしていました。
同僚は私がよく休憩所でスマホをいじって株取引をしているのを知っているので「教えて」とか言ってきますので割と経済状況を赤裸々に語ってくれます。
そんな少ないサンプリングデータでしかありませんが金がある人とない人の違いは大まかに下記の通りです。
一 車に金を掛けるかどうか。
二 実家住まいか賃貸か(アパート代結構な補助出てるけど光熱費等全ては賄えない)
三 ギャンブルをするかどうか
四 タバコを吸うかどうか
五 毎月積立や財形貯蓄をそれなりにしてるかどうか
解りやすいですね。あと、関係性は無いとは思いますが一&三で林檎マークなスマホ(常に最新)の人が多かったです。
ただ、年齢も三十路前後になると三は論外、四は致命傷にならず、です。
一番貯蓄に影響が有るのは当然五ですね。ただこれは貯蓄そのものもそうなのですが、毎月限られた中で家計を維持し蓄えをする上では大事なプロセスなのです。
私は若い頃は毎月給料の2割を積み立てしていました。そして年間24万円貯まりました。
嘘です。
月収10万は流石にフルタイムどころかオーバータイムで正社員で働く意味が薄いです。
大事なのは金額ではなく割合だと思います。
例えば手取り20万で3割の6万円を毎月積み立てなりで貯蓄すれば年間72万円です。つまり急に職を失っても3ヶ月以上生きていける蓄えが出来るのです。
これは単純ですが難しいようです。
まず、貯蓄癖が無い人間は貯金を取り出しやすいところに入れてしまいます。要は普通口座。
これはせめて、せめて定期にしましょう。ATMで出来ます。なんなら給与振込日前日に余った残高全て定期に突っ込んでしまって新たに貰ったお給料でまた生活しましょう。
最低限必要なことは毎月の収支が赤字かどうか判断し易い状況を作ることです。
仮に5万円だけ月末残ってました、給料20万円入りました、翌月末口座を見たら3万残ってます。お、大丈夫だったじゃん!となる人が多いそうです。いやダメじゃん!ダメっていうか赤字じゃん!その日暮らしレベルの感覚じゃん!
一番良いのは積み立てです。1割から4割、毎月の給料から積立して残りのお金で暮らせるようにすればそれが癖になって家計は赤字に成りにくくなります。要は身の丈にあった生活を強制的に体に覚えさせるということです。まぁこれでもダメな人はダメですけどね。そのレベルになるともう割とどうしようも有りません。
積立は口座作るのもお金下ろすのも面倒ですし利息も大したことありません。
ただ、毎月強制的に預金に回されるというのはかなり効果が大きいのです。
是非お試し下さい。