在庫管理 利益 整理整頓
マリシャス「おい、この在庫多いだろ! 一ヶ月に三回転が基本だぞ!?」
部下「え、いや」
マリ「誰だこれ手配したの!」
部下「えと、マリさんっす」
マリ「……マジ?」
部下「はい」
マリ「いや、違うんだって」
部下「はぁ」
こんな会話を数年に一回やらかしてます。だって私雑なんだもん。
さて。ちょっと前回に引き続きちょぴっとだけまた飲食関連ネタを絡ませてから本題に入りますね。
飲食店では業態によって全く原価率が変わってきます。
原価というのは計算が難しいものです。
私が知っている飲食業の最も低い原価率で19%、最も高いところで72%でした。メニューごとではなく店全体としての数字です。中央値は57~59%だったと記憶しています
飲食業でよく言われる原価率三割というのは基本的には難しい、というよりも参考にはならない数値です。私からするとどこから持ってきたの? と。
まぁそこは自分で言っておいてなんですが捌く数や諸経費人件費でバランスが取れる場合があるので一概には言えませんが三割という数字は「え、なんでそんな中途半端なん?」という印象です。
まぁ根本的な問題として。業態や『在庫管理』によって原価率というのはコントロール可能なのです。
だから原価率がどうのこうのは消費者サイドから見るとナンセンス、というか得しようと考える人には参考にはならないと思うんですよ。
もちろん、安い!と思った時にその理由を考察することはお勧めしますよ。危ないとか成る程!とか色々発見が有りますから。
さて。
今回は利益をコントロールする上で重要な在庫管理の重要性について触れたいと思います。
これは企業に対してではなく個人にとっても大事なことです。
まぁ日本経済のことを考えれば「無駄に買った方が良いよ」としか言えないんですけどね。
単純な話、何についても在庫は少なければ少ないほどキャッシュフローという意味では良いことなんです。銀行預けが多い程利息は多くなりますからね。
「在庫として例えばじゃがいもを十個買って二個腐らせるより必要な時に必要なだけ買えば多少単価が高くなろうとも廃棄ロスでマイナスの危険もなくなり常に新鮮な物が食べられ最終的には最良の結果が得られる」
食品も工業製品も同じなのですが、物には消費期限や鮮度というものがあります。
食べ物は解りやすいですが工業製品、例えば電池。これは保険としてストックするのは必要経費と言えます。大災害が有ったときにスマホの充電やラジオ、懐中電灯などで必要かもしれません。非常食も同じです。
ただ、この場合は「在庫」ではなく「保険」です。
冷蔵庫やTVを買い溜めるする人居ませんよね。壊れたら買う、が当たり前のことです。その方が同じくらいの価格で最新型が買えるかもしれませんし。
在庫とはリスクだと私は若い子が入社する度に口酸っぱく言って自分で発注した癖に前述の通り「何やってんだ!」と空振りな注意をかます訳です。
ところで。
部屋が汚い人は貯金も少なく、日々の生活に対する満足度も低いというデータが有ります。
これは己の状況を把握しきれていないが故に起こっている事象です。
部屋が汚い、にもパターンが有ります。女性にありがちなのが服やバッグ、服飾品などで散らかっているパターンで男はゲームやマンガなどが多いらしいです。
物が溢れて本来は幸せを感じそうなものでも、そこに価値を見いだせる状況ではないから自分が豊かなことに気付けない、という割と切ない場合が多い訳です。
整理整頓はやはり基本なのだと思います。




