戦国時代にタイムスリップしたら直面しそうな問題点は何か？

作者：猫好き

　歴史小説について考察してみました。戦国時代にタイムスリップした主人公が、現代知識を活用して歴史改変をしていく小説が多くありますが、実際に現代人が戦国時代にタイムスリップした場合、直面しそうな問題点を考えて見ました。

　戦国時代にタイムスリップした場合に直面する問題点

１．言葉の問題

　言葉が通じない可能性が高いです。方言で会話される為、理解出来る様になるまでにかなり長い時間が必要だと思われます。

２．文字の問題

　現代人のほとんどは崩し字草書体が読めない為、何が書いてあるのか解読できない可能性が高いです。現代知識を活かして活版印刷など誰が見ても読める文字の普及を進めて貰いです。

３．戦国時代の身長

　戦国時代の人の平均身長は低いので現代人がタイムスリップした場合、かなり目立つと思います。

４．服装の問題

　服装が違う為、不審者に思われる可能性が高いと思われます。間者に間違われて拷問など受ける可能性があるのでは無いでしょうか？また、強盗、追い剥ぎにも注意が必要だと思います。早期に現地の服装を調達した方が安全だと考えられます。

５．靴の問題

　草鞋で現代人が歩けるのかどうかの問題もあると思います。

６.病気の問題

　病気になった際に治るか解らない為、出来る限り予防に努める必要があると考えられます。虫歯になっても治療が出来ない為、歯磨きが出来る様に道具を作る必要があると思います。寄生虫にも注意が必要です。

７．食事の問題

　あわ・きび・ひえなどの雑穀で満足出来るのか？動物の肉はご馳走だと考えられるので滅多には食べられないです。現代人が食事を我慢出来るのか等の問題があると思います。現代知識を活用して、食生活の改善を進めたいところです。

８．住居の問題

　安心して暮らせる住居をどうやって入手するのか言葉の問題もあり難易度が高そうです。

９．トイレの問題

　トイレットペーパーが無い時代なので、女性がタイムスリップした場合にはかなり辛いと思われます。また、ハエがいる中でトイレをするのもしんどいと思います。

１０．現代知識の限界点は？

　現代知識があっても基本的に生産設備が無い為、当時の技術で製造出来る範囲の物しか製造出来ないと思います。現代人が教えた知識によって歴史の流れが大きく変わると思うので歴史の知識も最初以降は余り使えないと考えられます。また、歴史改変によって世界規模での人の生死が変わると考えられます。

　タイムスリップした人は、その知識を後世に残す為に本などに書き残したり義塾などを開いて他の人に教えた方が影響力が大きいじゃないかと思われます。

　タイムスリップした現代人は、言葉の問題、文字の問題、トイレの問題、食事の問題でかなり苦労すると思います。