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二人暮らし  作者: 橘 かえで
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冷たい彼女

「うっまぶしい、、、」


朝日が顔に当たり、目が覚める。

ベットから起き上がり、顔を洗うために洗面所に向かう。

リビングに出るとすでに彼女がソファーでくつろいでいた。


「おはよう」


「、、、、、、」


彼女からの返事はない。


彼女は冷たいのだ。

一緒に暮らししてるのに家だと全く会話をしてくれない。

それでも毎日挨拶している僕の忍耐力を褒めてほしい。


「今日も返事はなしか」


いつになったらもっと彼女と仲良くなれるのだろう。


洗面所で顔を洗い、髭も一緒に剃る。

そのあと軽く朝食を食べて、着替えて大学に向かう。


いつもの平日。


「いってきま~す」


彼女からの返事はない。










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