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壱柱 「異」

とりあえずはじまりです。

どこでも見るようなジェネラルスタートですが、まぁ、みてやってください。


―――――本来ならあるはずの夕日を眺めようと、ベランダに立って空を見上げていた。

 いつからなんだろう。いつからこんなことになっていたんだろう。

 写真、あるいは風景画なのかもしれない。それで見た風景は真っ赤に燃える夕日が映し出されていた。

また、夏は暑かったらしいが、今年は雪が降る季節だ。

 


 大昔はもっと定期的な季節、時間、習慣・・・だったらしい。

しかし、何が起こったのかもわからぬまま、人々はこの国で何千年、何万年も代々暮らしてきたらしい。そう、祖母から聞いた。



 また、祖母はこんなことも言っていた。


―この国をおかしくした者がいる。でも、それは俺たちの手の届かないところにいるし、触れることも叶わない―


今となっては土の中に眠ってしまった祖母だが、ほんとに、色々なことを聞かされたよ。本当かどうか疑わしいし、おとぎ話かも知れない。



 あのころの祖母がもーちょい若ければ信用できそうだ、とも思ったが、なにせ184歳・・・・メチャ長寿じゃん?生きてることが不思議じゃん?信用できるかってのww







 と、祖母とこの国についてはこの辺までにしてっと。

とりあえず、祖母さんの話に興味が無いわけじゃなかったから、考古学者、歴史学者なんか目指してます。

あの話が、もし本当だとすると、なんかすごいじゃん?なんかロマン感じるじゃん?ってかちょっと憎いじゃん?

今でも素晴らしい、魅力的なものはあるけど、ちょっと奪われてる感じするじゃん?

だから取り返そうかと思ってさ。

え?どこにでもいそうな一般ピーポーがヒーロー気取りするんじゃねぇ?

いやいや、ヒーローは一般人から生まれることが多いんですよ。○面ライ●ーしかり、ウル●ラ○ンしかり。だからがんばりまーすww







――――ガチャッ

 不意に部屋のドアが開いた。

・・・・いやいや、おかしいおかしい。なんで?一人暮らしなのになんで?

しかも誰も入ってこねーじゃん?まぁ、ちょっとおかしいけど、まぁ、ドア閉めてと・・・。

うん、最近、歴史書の読みすぎで疲れてるんだろう。目薬さして寝よう。

布団に入った瞬間なんだか違和感満載の生暖かく感じるものが・・・。

最近、バイトの工事も佳境だったからな。ちょっと体に疲れが・・・・ってんなわけあるかぁぁぁぁ!!!

この感触はなんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!


ガバッ!


 布団をめくって飛び起きた。

・・・・・なに、これ・・・・・。

 なんかイモムシみたいなネズミみたいなチョウチョのようなカエルっぽいクマがいる・・・。

「お、おまえ、ミーが見えるの!?」

 変なのが喋った・・・。

「・・・・・・・・。」

 いや、俺、なんもいえねぇ・・・。まぢで。

「Can you see me?」

 いや、英語で言われても・・・とりあえず返事するか。

「みえるけど・・・・。」

「なんだ、日本人か・・・英語で言って損したじゃねぇか。お前、なんでミーが見えるんだ?お前もミー達一派?」

 なんかよくわからんこと言ってるけど、とりあえず相槌。

「そーそー、お前らと同じさー。」

 うわ、棒読みやん・・・。

「へぇ〜、人型ってのは珍しいな。今まで2人しか見たこと無いぞ。で、お前なに司ってんの?いや、創造したの?いや、ただの平か?」

 いや、全く話が見えません・・・。お母さん、今日は変な日です・・・。




                    続く


読んでいただいて光栄です。

これからも不定期ですが、投稿していきたいと思います。

また、読んでもらえればうれしいです。

でわ、また今度お会いしましょう。

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