5話 気づいておけば
前回のあらすじーー!!
前回は神月くんの能力がしょぼそうで
神月くんがしょぼーーんとしたぞ
「耐電. . .」
なんとも弱そうな能力だ
これが能力ではなくスキルであるならばまだ実用性があったかもしれない
だが今回は能力、スキルと違ってひとつしか持てない。
この場合耐性、それも一種類だけとなるとそりゃあもうつかいにくいったらありゃしない
「やっぱり弱い. . .ですよね」
帰ってくる答えはわかっているが
一つの希望をのせて俺は陣之内さんに疑問を投げ掛ける
「耐電. . .君の使える魔法にもよるね」
「え. . .」
意外な答えだった。
普通耐電なんてもしかしたら相性のいい相手がいるかもなあ。
みたいな感じだと思っていたが、俺が思い付きもしないことができるのだろうか
「たぶん君は今、耐電なんて使いにくいとか思ってると思うんだ」
ピンポーンその通り
「だが、違う魔法には電気系統の魔法がありその魔法を自分にまとわせ自分の強化
主にスピードの強化ができる。ただ、君の能力は電気の耐性であり克服ではない。
なので君の能力の強さにもよるが時間に限度があるとおもっていたほうがいい、
それと君が電気系統の魔法をある程度使えないとその能力をいかしきれない。
まあ、強さで言ったら君の魔法にもよるが強い方なんじゃないかな。」
「よかったね神月くん。」
「ああ、うんありがとう。」
安心した、これでもし弱いとにかなったら正直学校の件は断ろうかと思った
「じゃあ次は天草の番だな。」
「え、あうん」
天草は慌てつつも器械の上に手をのせる
すると俺の時と同じように機械に文字が現れる
「魔力回復増大!?しかもこの数値は. . .」
数値?よくみると俺の時とは違い数字が書いてある
120かこの能力はすごいのだろうか
「ご、ごめん取り乱して、えっと簡単に説明すると
人間の体は呼吸して酸素を取り込んでいるだろう、それと同じように人間は呼吸によって
ほんの少しずつ魔力も取り込んでいるんだよ。人によって魔力を最大までためれる量は違うけどね。
それで使った魔力を回復したりするんだけど。この能力は魔力を回復する量を物凄く上げてくれるんだ
そして天草ちゃんの場合それが人より120倍ある。要するに天草ちゃんは人より魔力の回復量が
格段に多いということ。正直天草ちゃんは相当荒く使っても三日は魔力切れにならない。
これは戦闘において大きなアドバンテージだ。
ずっと敵と同じ魔法を使っても絶対に体力勝負で勝てるんだから。」
「へえ。」
なるほどだいたいわかったつまり少し違うが天草は魔力量がえげつないことになるってことだな
しかも戦い方によってもっと増大する。こりゃ化け物能力だな。
まあそれはわかったがなぜ天草は無反応なんだろう、
まるで最初からわかっていたかのようなそんな表情をしている. . .
あまりわかっていないいのだろうか
「どうしたんだい?あまりわからないかな?
じゃあ、実際に魔法を使った方がはやいね。少しついてきて。」
と陣之内さんが外に出ていく、それをあとから二人が追いかける
陣之内さんと昨日寮に来るまでに通った道を通りついたのは. . .
「陣之内さんなんで学校何ですか?」
学校 だがなぜここなのだろう、それに生徒が一人もいない休日なのだろうか
「ここは普通の学校ではなく軍事学校兼魔法学校だよ。訓練所くらいあるさ。
そこで少し魔法の練習をしよう明日またここに来なきゃいけないんだ。
ちょっとした下見もかねてね。」
そうか、軍事学校だと訓練所の一つや二つ. . .
明日ここに来なきゃ行け ない?まさか!?嫌な予感が
「明日来なきゃいけないってもしかして入学は明日ですか!?」
「うん、そうだよ。いってなかったけ?」
「いってないですよ!!。」
こいつまさかこういう性格か絶対言ってなかった知ってたなそういう顔してる
それで黙ってやがったこいつ何か絶対仕返ししてやるからな
「くすっ. . .あ、ごめんねちょっと面白くて。」
「ほら天草ちゃんがいい笑顔を見せてくれたのに免じて. . .ね。」
くっそ、コイツ俺の思ってたのより性格悪いのか
天草を利用しやがってほんと絶対仕返しっしてやるからな。
「はあ、もやもやすんなあ。」
「まあまあ、それよりいこうか。」
その声と同時に俺たちは訓練所へと歩みを進める
前こんにちは木島零です。
まず謝らなければ行けないことがあります。
前回のあとがきで今回あたり戦闘入れるといったのですが. . .あれは嘘だ
いや前回を作ってたときの自分がなぜ戦闘シーンまでいくと思っていたのかよくわたりません
というわけで本当にごめんなさいでしたーーーー。
次回は絶体に戦闘入るのでゆるしてくださーーーい。(泣き)