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異世界戦争  作者: 木島零
3/7

3話 意外な選択

前回のあらすじ

なんとか街に着いた神月君

そこで、助けられた陣之内さんと再開


「帰れないって」


俺は信じられなかった、いや、信じたくなかったのだ

まだもとの世界にやり残したことばかりが溢れてくる. . .

違う、やり残したことではなくやらなければいけないことを


「まあまあ、落ち着いて、歩きながら少し話そうか。」


焦りが顔に出てきてしまっていたのだろうか

とりあえず今は難しい考えは放置しよう

陣之内さんから話を聞いてから考えても遅くはないはずだ

そう考えるうちに陣之内さんは歩き出す


「まず、君たちと僕たちの世界の違いを知りたんだけど見た感じどこか違うとこは?」


なぜ、そんなことを聞くかはよくわからないが

自分達の世界との違いがわからないと

話しにくいことでもあるのだろうか。


「圧倒的に違うのはやっぱり魔法がないことですかね、

 小説やアニメとかにはよく出てきますけど、現実には存在しません。

 それと技術面ではこちらの方が遅れていますね。大体30年分くらい」


元の世界のことがふと頭によぎる

やはり俺は、元の世界に帰りたいのだろう

どうしても頭から元の世界のことが抜けてくれない


「そうか、だいぶここの世界とは違うんだね、

 まあ、とりあえずこっちの世界のことをはなそう。」


ここからの話は俺の想像もしないようなことばかりがどんどん出てくるんだろう

そして、俺はその世界にしばらくの間すごさないといけない

なるべくいいところだといいなあと思いつつ俺は覚悟を決める


「はい」


「まず、この世界は、第二次世界対戦時、広島に核爆弾がおとされようとした

 そのときにいきなり魔法の力が発動してしまったんだ

 長年その研究がされてるみたいだけど全く真相が掴めていないらしい。

 おっと少し話がそれてしまったね、その力で日本は第二次世界対戦に勝利した。

 そのおかげで日本は恐れられほぼすべての国を敵にまわしたというわけさ。」


スラッと話したがおかしい点がひとつある魔法がいきなりできたのは

おいといてなぜ日本がほとんどの国を的に回して生きていけるのか

日本は島国で国土も小さいそのわりには人工が多すぎる

それなら絶体に避けられない問題がある、それは. . .


「陣之内さん、なぜ日本が殆んどの国を敵ににまわしてして生きていけるんですか

 日本は島国で国土が小さいのに人工が多い

 それなのに他国を敵に回したらすぐに物資がなくなるでしょう

 食料もきついしそれに戦争に必要不可欠な武器がどうしようもないはず

 そんな中で一気に攻められたら絶体に負けでしょう。」


そう日本は圧倒的に自給自足ができない

確かに生産する技術は他の国よりあるかもしれない

だが、原材料がなければそんなものは意味をなさない


「お、良い質問 じゃあまず一つめの質問に答えよう。

 確かに日本は戦争する前はほとんど原材料の入手方法が輸入だった

 それなのに、戦争によって他国を敵に回したら鎖国状態になり

 日本は勝手に破滅すると思われていた、

 だが、それは魔法によって解決された。

 魔法の基本は何倍にも大きくすること、と言えばわかるかな?


つまり、どんなに少ないものでも魔法で増やすから問題がないということか

それは実質日本は魔法によって無限の物資をてに入れられたことになる

それがどれだけ戦争で有利なことかは言わなくてもわかる

俺は、その事を理解し首をたてにふる

それをみた陣之内さんは柔らかな笑みを浮かべ話の続きを語りはじめる


「ついでに、他国に一気に攻められたら負けるんじゃないかってのも答えておこう。

 確かに、一気に攻められたら奇跡が起こったって勝ち目はない。

 だが、勝ち目がないだけで手も足もでないわけではない

 魔法が始めに発見されたのは日本だからねそこの技術に関してはダントツでトップだ

 まあいくらなんでも世界を相手にしたら負けるわけだけど

 多分人工の4分の3辺りはお持ち帰りできると思うよ。」


スラッととんでもないことを言ったが現在の世界の人工は約70億

日本は約38万何倍かも計算するのが怖いレベルの

兵力差なのに、4分の3持っていけるのはすごいを通り越して滅茶苦茶だ

それほど魔法の力がすごいということか


「質問も終わったところで、本題 君たちのこれからだ。」


正直少し怖いこれから、俺はあの頃と同じような生活に戻るのだろうか

そんなことはもうしたくない. . .

というか、なぜ天草さんはここまで黙りこくっているのだろう

それどころか、どこか眠そうだ

まるで、もう知っていることを聞いているような. . .


「今から言うことは拒否しても構わない。」


「. . .はい。」


「君たち、学校に通ってみないか?」


「は!?」


「え!?」


ここまで黙っていた天草さんがやっと口を開いた

まあ、当然と言えば当然だが

いきなり、学校通えとか言われたらビックリしないやつはほとんどいないだろう


「ああゴメン。これじゃ言葉不足だね。

 君たちには学校で、訓練をして国のためを尽くしてもらう

 もちろん死ぬ可能性があるんだから、それ相応の金と生活を約束しよう。」


国のために尽くせ. . . つまり戦場に行ってこいってことか死ぬ可能性大

だが断っても餓えて死ぬか犯罪をおかして捕まるだけ。なら答えはひとつだ


「わかりました行きます」


「私も行きます」


天草さんも、多分俺と同じような考えなのだろう


「良かった、そろそろ着くよ。」


「でっけえ。」


「わあ」


そう言った数十秒後目の前に大きな学園のようなものが現れる。

デカイ、すごくデカイ

外から見た感じはだからよくわからないが

普通の学校の5倍いや、6倍はあるだろう。

天草も驚きの声が漏れるほどだ


「さて、君たちはこの学校に登校するわけだから、学校を案内したいとこだけど

 その前に、いろいろあったから疲れたろう先に学生寮を案内するよ」


あありがたい、本当にありがたいあれから何時間たったかわからないが

いまなら、ベッドに転がって数十秒で寝れる自信がある

もちろんそんなことは声に出さないが


陣之内さんの言っていた学生寮は5分もかからなかった


「綺麗」

天草さんの言う通り綺麗だ

どっかの高級ホテルじゃ裸足で逃げ出しそう

それに、学校ほどではないが大きい


「以外と豪華なんですね。戦争の真っ只中なんだから

 ゴミ屋敷レベルを予想いていました。」


いつかはわからないが戦争経験者の話を聞いたことがある

聞いた感じでは結構きつそうだったきがする


「言ったじゃないか、魔法があるから生活には困らない。」


「君たちの部屋は7階の5号室705番。はい、鍵」


「ありがとうございます。」


疲れている俺はそのまま部屋に直行するのであった

おはこんばんにちわ木島零です

今回は前回より長くしましたどうでしたか

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