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プライド高きヒモちゃん  作者: 赤木ゆうな
3/3

ひーちゃんの日常

バイトをしないひーちゃんの日常はいたってシンプルである。

昼起床。それから実況動画を見て16:00頃に昼ごはん。夜は寮が提供するご飯を食べて就寝準備。なんやかんやで就寝は午前3時頃....。典型的な夜型ニート生活である。100歩譲って昼起床はいいが、あれだけ動画を見ているのに夜何をしているんだと甚だ疑問である。本人は午前3時まで起きていることを自慢するが…だからなんだと問いたい衝動を抑えているワタシ。

ひーちゃんは着々とヒモへの道を歩んでいると痛感している。




ひーちゃんは大学生なので平日3~4日は学校に講義を受けに行く。先生になるような学科なので当然教員採用関係の特別講義などがある。


ある日、珍しく空きコマではないであろう時間にひーちゃんを見つけたのでワタシは声をかけた。休講なのかと質問すると....


「先輩の教員採用試験が昨日だったから先生にあーだこーだ言われるのやだなって思って自主休講♪」


....自主休講というワードでやんわりとセーフ感を出している。指摘だけはされたくないという謎のプライドがそうもひーちゃんを動かすとは....もうあっぱれだと思う。


この時、ひーちゃんが数年後に教採試験を受けることを皆は知っていた。

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