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レトロゲームと、私  作者: 福山陽士
FC編
9/60

氷の息を吐く少年

 説明書は楽しむもの。



『迷○島』



 アクション要素のあるパズルゲームです。

 小さい頃はパズルゲームが好きだったんです。あまり頭は使っていませんでしたが。


 プレイヤーキャラは念力で塀を出現させたり、氷のブレスを吐くことができる、ごく普通の少年です。

 ――と書くと語弊があるかもしれませんが、まぁいわゆる「夢の世界」ってやつなので。

 この少年、ドット絵だと二頭身で妙に丸っこいので、最初は人間だと思っていませんでした(酷)

 説明書にキャラ絵があるんですけど、「違いすぎだろ」と正直思っていました。

 この感覚は『レトロゲームあるある』だと思うんだ……。


「ゆめの国」が悪い魔王に乗っ取られたから助けてくれ、といった感じでゲームは始まります。

 ステージは「やさいの国」「くだものの国」「おかしの国」「おもちゃの国」の4つ。それぞれ16~17の面があります。確か、4つ目のおもちゃの国で挫折しました。

 ステージが進むにつれて、パズル要素だけでなく、アクションも駆使しないとクリアできなくなっていくのです。パズルゲームなのに反射神経が要求されると、かなりツライものがあります。

 ちなみにパスワード制なのですが、お察しのとおり、この頃はパスワードを控えていなかったので……。


 ステージには3つの赤い袋が置かれてあります。

(これがまた、ドット絵だとイソギンチャクにしか見えなかった……)

 ウロウロしているスラ○ムみたいな敵を凍らせ、海に落とすと1マス分の道ができます。そうやって道を開いていき、袋を3つ取るとその面はクリアとなります。

 袋の中には夢の国の住人が閉じ込められています。「やさいの国」だと、にんじんだとかなすびとか。「くだものの国」だと桃とかぶどうとか。


 全ての面をクリアし、住人を助け出すとボスが現れます。

 ちなみに、ボスはパズル要素関係ないです。ステージ上にある物を駆使し、3回攻撃を当てるとやっつけられます。今思うと、パズルゲームなのに何でやねん。

 この頃のゲームって、色々な要素が組み合わさっているゲームが割と多い気がします……。

 無事ボスを倒すと、お姫様が1人解放されます。

 もうね、このお姫様に会うのがすっごく楽しみだったんです。女児の憧れといえばドレスですよ。ドット絵だから余計可愛く見えたんでしょうか。



 説明書にはゲームの進め方の説明も兼ねたミニ漫画が掲載されていて、弟がプレイしている間は、その漫画をひたすら眺めておりました。

 だって、お姫様が可愛かったんです……。色々なドレスのお姫様が4人もいたんです……。

 コマはすっごく小さかったんですけれど、穴が空くほど眺めてました。

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