超中国人
2人で協力プレイは争いの元。
『スーパーチ○イニーズ』
辮髪頭の少年達を操り、中華なデザインの敵達を倒していく、アクションゲームです。
画面は固定で、敵を何体か倒すと画面上にある扉が開き、そこに入るとステージクリアとなります。
2人同時プレイが可能だったので、当然のように弟と協力プレイです。
我が強い弟が1コンで、私が2コン。何故か弟は1コンを頑として譲りませんでした。『1』という響きが良かったんでしょうか。それとも2コンにはマイクが付いているから、それが嫌だったんでしょうか。
2コンの方のキャラは青い服だったので、私は別に良かったんですけれど(青色好き)
岩とか壁をパンチしたらたまにアイテムが出てきます。アイテムの鍵を取ると、ボーナスステージへと行く階段が現れます。この階段はたまにワープゾーンでもあり、先のステージに進むこともあります。
ですがこの階段、一定時間が経つと消えてしまうんです。
効率良く敵を倒すため、ほとんど弟と私は離れていました。
そうするとですね、片方の画面から離れた場所に階段が出現するんです。片方が敵と闘ってたり、身動きできない状態(触るとしばらく動きが止まってしまう敵がいる)で、『階段が消えるよ~』的な警告音が鳴るとめっちゃ焦ります。
片方が先に階段を下りようものなら、「先に行くな! 待ってよ!」と小さないざこざが勃発です。
というのも、ボーナスステージは階段を下りたキャラだけしか行くことができないからです。間に合わなかった場合は、もう片方のボーナスステージのプレイを見て待つしかありません。正直階段が出た時点で、「待ってよ」とか言われても待ちようがないのですが。システムに文句を言うのと同義です。
それでも見るだけなんて、子供には面白くありません。すぐに終わるんですけど、待っている間は無駄に長く感じるものです。
そんなわけで、ちょっとだけ不機嫌になりつつ、また再開するのです。
ジャンプ連打で攻撃→敵もジャンプ攻撃→こちらが死亡
ということが多々あり(当たり判定がいまいち不明であった)「もうお前ジャンプすんな!」とこれまたお互いにダメ出しをし合って争いが勃発です。
姉弟喧嘩を頻繁に誘発したゲームでした。