妨害しまくりレース
風船割りゲーム燃える。
『スーパーマリ○カート』
お正月、私が間違ったソフトを頼んでしまいダメージを負っていた横で(前回参照)弟が買っていたのがこのソフトです。
大人数で遊んだ時にチラッと見ただけの知識しかなかったのですが、その時はあまりピンときてませんでした。実際にプレイしてなかったからかな。
で、プレイした結果、大当たり。
マ○オ世界独特のアイテムが使えるシステムが、レースゲームと良い具合にマッチしていて、非常に楽しかったです。
バナナで滑るという古典的なところとか、大正義な赤甲羅とか。
まず、プレイヤーキャラがたくさん選べるのが良し。
割とどのキャラも使っていたのですが、ヨ○シー、ピ○チの軽めコンビと、ノ○ノコ、キ○ピオの初心者向けコンビが多かったです。その中でも特にノ○ノコ。
初心者用という安心感と、後ろ姿の可愛さが気に入ったのです。実際、安定してるので操作しやすいですしね。
スピード出ないのはわかってたんですけど。
基本的に私の基準は 愛>>性能 です。
そしてバラエティー豊かなステージ。
特にお化けの所とク○パ城が好きでした。
お化けの所は全体的に茶色なんですが、正方形の壁がチョコレートに見えてたんですよね……。何でも「おいしそう」に変換する脳だったのです。
(今もですが……)
ちなみに、壁にぶつかると壁は壊れます。その空いた穴から落下する事も多々ありました。弟がイライラしてました。脆いお化け屋敷なのです。
きのこを使わないと行けない近道を利用するのが得意でした。
ク○パ城はマグマで赤いんですけど、コースがかっちりしていて好きでした。かっちり。伝わるかな……。
初めてレインボーロードを見た時は衝撃なんてものではなかったです。
壁が一切ないとか。初見は落ちまくりました。
レースの対戦も燃えるのですが、それ以上に風船割りゲームに燃えてました。
大人数で遊ぶ時は、レースがとても苦手な子も混ざってたのですが、これなら順位を気にせず遊べるところがポイント高かったのです。
相手の風船を3つ、先に割った方が勝ち。ルールもわかりやすい。
1本だけになった風船の侘びしさ感と、自分の周りでグルグルと回る甲羅のバリア感よ。
弟、近所の男子軍団、近所の年下女の子たち――と、多くの人たちとかなり長い間遊んだゲームです。
うちでプレイして欲しくなった子が、その後ソフトを買ってもらっていたり――と、知らぬ間に布教に貢献してました。
ソフトを持ち寄って皆でゲームを楽しむ事が、ネットがなかったあの時代の広まり方だったんだなぁとしみじみと思います。




