疾走するバイク
数あるレースゲームの中で、これを1番やりました。
『ジッ○ーレース』
カセットにLEDランプが付いていて、電源を入れると赤く光ってました。他のカセットとはちょっと違う雰囲気が、私らの心を見事にキャッチ。プレイです。しかし、あのランプにはどういう意味があったのでしょうか。
バイクのレースです。
バイクのレースなのですが、ライバル達にバイクは1台もいません。何故か車ばかりです。
「何で車ばかりなのだろう?」と子供心に疑問を抱いておりました。
最初に順位が決まっていて、車を抜かしていくことで順位が上がっていきます。
バイクに対し、容赦なく幅寄せや進行妨害をする車たち。危険です。そんな憎たらしい車を抜いて、コースアウトさせた時が一番爽快です。
基本は真上から見下ろした状態でゲームは進むのですが、ゴールに近付くと、3Dっぽい正面からの画面に切り替わります。
ステージ数は少ないゲームでした。最後はアメリカ国歌が流れたような。
……と思って調べたところ、「ロサンゼルスからニューヨークを目指す」大陸縦断レースだったことを初めて知りました……。
ゲーム内の単語とか英語で書かれていたものだから、コンセプトとか全くわかっていなかったです。
音楽が軽快なこのゲーム。単純なのですが、しばらく耳に残るどころか、ふとした瞬間に頭の中を侵食されることもしばしばありました。