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レトロゲームと、私  作者: 福山陽士
FC編
43/60

カードでバトル×2

 オリジナル要素満載のアドベンチャー。



『ドラ○ンボール 悟○伝』



 これは確か、父親が買ってきていたゲームです。

 父親はドラ○ンボールが大好きで、単行本はもちろん、アニメも毎週録画をしておりました。仕事で見られなかった時用に録画していたのですが、リアルタイムで視聴していた私達も、父親と一緒にその録画を見ておりました。

 その父親の影響を私らが受けないわけもなく。当然、私らもドラゴン○ールが大好きになったのでした。

 クリ○ンが木っ端微塵になるシーン、何回見たかわかりません(笑)

 私らの年代の親はゲームや漫画に否定的だったり、もしくはほとんど興味を示さない人が多かったみたいなので(友達の親を見る限り。田舎だったのも理由かもしれませんが)その点では父親や母親に感謝しております。

 自分の創作の原点は確実に漫画とゲームです。


 さてこのゲームなのですか、以前やったドラゴン○ールのゲームとは全く違うものでした。『神竜○謎』ではバリバリのアクションでしたが、これはすごろくとRPGとアドベンチャーをごちゃまぜにしたような、独特のシステムなのです。


 このゲームでは、手持ちのカードが何よりも重要です。

 カードに書いてある数字を選び、すごろくみたいなマップの上を移動していきます。止まるとカードを引くイベントが発生し、引いたカードに応じたイベントが発生します。回復だったりカード交換だったり戦闘だったり。

 この戦闘も手持ちのカードで進めていくのですが、簡単に言うと大きな数字のカードが多くないと勝つのが難しくなっちゃいます。

 移動の時にできるだけ大きな数字を残しておくのがカギとなるのです。(でも例外があって、一は七のみに勝てる)


 アドベンチャーなので、調べるや話すなどのコマンドをたくさん選択しなければなりません。しかし選択肢を間違うと、即ゲームオーバーになってしまう箇所もありました。なかなかに容赦ないゲームでした。

※追記

(……と思ってたけど、それは大魔○復活の方でした。記憶が混ざってる)


 お話を進める為に訪れなければならない、3Dふうのダンジョンが本当に苦手で。最初の頃はこれで躓き、しばらくこのゲームから離れていました。

 でも1年ほど経ち、少し賢くなった小学生。「地図を描けばいいんじゃね?」という事実に気付き、チラシの裏に描くことでスパッと解決! ……したわけではなく。

 地図を描いている間に自分がどの方向を向いているのかわからなくなっちゃって、チラシの裏はぐちゃぐちゃになる有り様。

(関係ないですが、最近は裏が白いチラシって少なくなりましたよね……)

 それでも何とか探索を終えることができたわけですが、「もうこの手のダンジョンは入りたくないな……」というのが正直な感想でした。

 実はウィザード○ィ系のゲームはプレイしてこなかったのですが、その理由は雰囲気が怖かったのに加え、3D風のダンジョンが苦手だったからです……。


 原作を基準にした物語ながらも、ゲームの仕様上、話の展開の仕方にはオリジナル要素がかなり入っております。

 クリ○ンが殺されてるのを発見するシーンは、絵と音楽とが相まってかなりトラウマです。

 ……何かク○リンの死の思い出が多いな。


 配られるカードで左右される戦闘は、運の要素がかなりあります。でも必殺技カードが決まった時の爽快感はなかなかです。

 コマ送りみたいな独特のアニメーションが挿入されるのですが、ダメージを与えた時の音と敵の仰け反り具合が気持ち良いのです。


 パスワード制なのがちと面倒だったのですが、珍しく自力で全クリしたゲームでした。







 今回はついでにもう1つのタイトルも。



『ドラゴ○ボールZ 〜強襲!サ○ヤ人〜』



 ドラ○ンボールのゲーム3作目か4作目?

 当然のようにいつの間にか我が家にありました。弟が買ってもらったのか父親が買ったのかは謎。


 MAPがめちゃくちゃ広くなり、カードの数字内で自由に動けるようになりました。そしてアドベンチャー要素はなくなり、普通のRPGのように戦闘がメインになりました。

 しかしこの戦闘が凄い。

 何とキャラが動くのですよ。

 敵と味方が舞空術を駆使し、画面内でバシバシやり合うのです。バンバンバン、バンバンバン、バンバンバン、バシューのリズムです(やった事ない人には意味不明な効果音)

 もちろん、必殺技の演出も派手です。

 当時のファミコンのRPGの戦闘でも、これはかなり異彩を放っていたのではないでしょうか。原作を再現しているようで、初見ではめちゃくちゃ感動しましたもん。


 今作から、悟○だけでなく複数の仲間も一緒に行動をします。

 皆それぞれ原作基準の強さになっていて、レベルを上げたから極端に強くなる――という事はないです。

 原作では1回しか出てこなかった技を持っている人物もいます。私が繰○(そうき)弾や四身(ししん)○拳を未だに覚えているのはこのゲームのせい。


 お話はタイトル通り、悟○の兄がやって来るところから某サ○ヤ人の王子達がやって来るところまで。

 最初に悟○が死んでしまうので、仲間達と悟○はかなりの間別行動です。ひたすら真っ直ぐな蛇○道のMAPもあるよ。


 レベル上げが割と大変なゲームでした。でも強くなると結構アッサリとラスボスまで倒せちゃう。

 こうね、「最初の頃と比べると強くなったなぁ……」ってしみじみと実感できるのが好きなのですよ。



 ちなみに次の『激神フリ○ザ!』も当たり前のようにプレイ済ですが、似たような感じなので割愛です。

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