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レトロゲームと、私  作者: 福山陽士
FC編
42/60

大きく吸って、飲みこんで

 まる書いて、お豆がふたつ、おむすびひとつ♪



『星のカー○ィ 夢の泉○物語』



 CMの絵描き歌が非常に印象的だったゲームです。未だに鮮明に覚えてるよ、あのCM。

 まさかこれほど息の長いキャラクターになろうとは当時は予想すらしていませんでした。

 ピンクの可愛い物体が口を大きく空けて敵を飲みこんでしまう絵面が当時の自分にはとても衝撃的、かつ面白くて、気付いたら我が家にカセットがありました。弟か私かそれとも妹か、誰が買ってもらったのか覚えてないです。全員で遊んでたのですよ。

 さらに私は、マ○オ3を共にやっていた近所の女の子たちともワイワイ言いながらやってました。

 ステージをクリアするとボーナスゲームができるのが嬉しい。『合間にミニゲームのあるゲームは女の子受けが良い』というのが私の持論。


 改めて説明すると、2頭身にも満たないピンクの不思議生物が敵を吸い込んでごっくんと飲み込み、その飲み込んだ敵の技をコピーする事ができる横スクロールのアクションゲームです。様々な敵を飲み込んで、その技を駆使しながら進みます。

 ちなみにノーマル状態だとゲップみたいなちっちゃい息しか吐けません(空気です)それでも敵を倒せるけど。敵を飲み込まずに吐き出してぶつけることもできます。

 こう書くと何か汚い……。

 敵を吸い込む時のSE(音)が秀逸だと思うのです。すぅぃぃー。


 プレイしてしばらくは気付かなかったのですが、各ステージごとにコンプリート率があります。隠し扉を見つけて巨大なスイッチを踏むと%が上がり、少しずつステージが広がっていくのてす。広がった先にはミニゲームの部屋が隠されています。

 この隠しを見つけるのが楽しかった。

「あ、ここ何か怪しいな……」て場所から「こんな所に……!」という場所まで。見つけた時の達成感が爽快なのです。



 さてさて。氷系の技を持つ敵をコピーするとカー○ィが水色になるのですが、私はその色のカ○ビィが特に好きでした。青や水色が好きなのです。

 しかし、とある条件で赤とピンクも好きでした。その条件とは、青や水色と『並んでいる』状態である事。

 小さい頃から何故か、赤系と青系の色が隣同士で並んでいるのを見るのが凄く好きだったのです。信号機を見て「くそ……真ん中の黄色が邪魔」と何度思ったことか。

 ステージをクリアするとカー○ィが3体に分身して踊りを披露するのですが、真ん中だけはクリアした時の色のままです。だから氷系の技をコピーしたままクリアすると、ピンク状態と水色状態が並んで踊るのを見ることができるわけです。とても脳が幸せでした。

 いまだに赤系と青系が並んでいるのを見るのが大好きです。原因が自分でもよくわからん嗜好……。


 他のコピー能力ではハンマーとハイジャンプが好きでした。物をドカドカ壊せる系ですね。

 あとは殺傷能力が本当にあるのかと思ってしまう、まん丸になるボール。ポンポン跳ねては皆で笑っていました。



 ミニゲームはUFOキャッチャーが大好きでした。

 だってゲームセンターとかなかった田舎でしたもん……。一番近い所にあったのが、「車でちょっと遠くに買い物行くよ!」と特別感漂っていたニ○イ(既に潰れた)の2階の奥なんですもん……。そこも結局中に入って遊ぶことはなかったし……。

 なもんで、UFOキャッチャーは憧れの遊びだったわけですよ。自分で言うのも何ですが、我ながら上手かったです。いつも大きいやつを狙ってました。


 BGMも大好きでした。ファミコン末期に発売されただけあって、三和音なのに凄く表現が豊かなのです。

 7-6のステージの曲が特に好きでした。前作のゲームボーイ版で使われていた曲らしいですけど。


 弟とも友達とも本当にたくさん遊んだので、想い出深いゲームであります。


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