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レトロゲームと、私  作者: 福山陽士
FC編
31/60

2頭身→3頭身

 ここから始まった。



『ファイナルフ○ンタジー』



 言わずと知れた、超有名作の第1弾です。

 これも従兄弟のお兄ちゃん達から貰った中にあったカセットでした。説明書はなかったけれど、攻略本もセットでくれました。

 昔の攻略本はマップが手描きなやつが多くて、あまり公式らしからぬチープな雰囲気が面白いです。

 貰ってからしばらくは父親だけがやって、私はやっていませんでした。セーブ箇所が1つしかなかったのです。


 ある日遊びに来た伯母さん(ゲーム好き)から「1は途中から3頭身になって可愛くなくなるんよね(笑)」と聞いて興味を持ったのでプレイすることにしました。『頭身』という言葉を覚えてちょっと賢くなった小学生女児(しかしリアルではほぼ使わない単語)

 ちなみに父親がやっているところを何度か見ていたので、ここでようやく「セーブをして続きから遊ぶ」ということを覚えました。F○3のようなことはもう繰り返さないっ……!


 肝心のストーリーですが、自分でもびっくりするほど覚えていないです。数年後にWS版もプレイしたはずなのですが、それでも覚えておりません……。ほぼお使いイベントだったからかな。

 覚えていることといえばビジュアルやシステム面だけですね……。


 まずは火山の所の音楽が一番好きだったこと。というか、音楽はほぼ好きでした。軽快な雰囲気のものが多いんですよね。

 宝箱の形はシリーズの中でもこの『1』の形が一番好きです。物凄く「箱!」という感じがするんですよ。中身を取っても蓋が空く演出はないんですけれど、それでもこの宝箱が好きです。

 乗り物も印象的でした。正面から見た船が鏡餅にしか見えなかったり、カヌーは正面から見ると桃にしか見えなかったり。上下にカヌーを動かして「どんぶらこっこ~」と桃太郎ごっこをしたのはきっと私だけではないはず。ないはず……。


 敵はドラ○エと違ってデフォルメのないリアル寄り。でも、それはそれで好きでした。むしろ「かっけぇ」とさえ思っていました。こんなゲーム三昧(&少年漫画三昧)な生活を送っていたので、小学生ながら中二病に目覚めかけていたのです。古傷が痛い……。

 ただ、オーガだけは怖いというか気持ち悪いというか……何かダメでした。あの人間の顔が原因でしょうか。後のシリーズでも出てくる敵ですが、特に『4』のオーガが最高に苦手です。


 あ、肝心のパーティーですが、戦士、モンク、白魔、黒魔でした。超無難。戦士が戦闘不能になった時、バッタリと前に突っ伏した状態になるのが好きでした。何故だか自分でもよくわからないんですけれど。

 そして後半、ついにパーティーはクラスチェンジをします。叔母さんの言葉である程度覚悟はできていたとはいえ、やはり3頭身は可愛くありませんでした……。黒魔なんか顔出ししちゃってますからね。しかもヤンキーっぽいという。


 攻略本ありとはいえ、自分の力で初めて全クリしたRPGなので感慨深いです。ただ、やはりストーリーは思い出せないですが……。

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