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レトロゲームと、私  作者: 福山陽士
FC編
26/60

緑の兎と仲間達

 高難易度の即死回避ゲー。



『バ○キーオヘア』



 宇宙が舞台のアクションゲームです。

 主人公は二足歩行の兎さん(緑色)。敵のボスカエルのせいでバラバラになってしまった仲間と合流するため、各惑星に向かいます。

 仲間はちっちゃい一つ目ロボット、紅一点セクシー猫獣人、血気盛んなアヒル獣人、そしてなぜが紛れている人間の眼鏡君、計4人です。


 救出した仲間は、セレクトボタンを押すことで切り替えが可能です。これは完全に『コ○ミ・ワ○ワイワールド』を踏襲しています。このゲームもコ○ミですからね。同社の他のゲームのオマージュ的な仕掛けも随所に見られるので、気付いたらニヤリとできます。(ちなみに他社のロッ○マンの要素もかなりあります……)


 各キャラクターはそれぞれ攻撃方法が違う(と言っても銃の種類が違う程度)のに加え、固有のアクションがあります。

 兎はハイジャンプ、ロボット君は空中をちょっと長い時間飛ぶことができて、猫獣人ちゃんは元○玉みたいな強力エネルギー玉を放ち、アヒル獣人は壁をよじ登ることができて、眼鏡君は……何だっけ(完全に忘れた……)

 特にロボット君のホバリングにはお世話になりました。ちっちゃいので狭い所にも入りやすいうえ、攻撃もかわし易いのです。ただしロボット君は射程距離短すぎが難点。


 ステージは最初に4つあり、好きな場所から攻略することが可能です。が、猫獣人ちゃんがいる青い星だけはロボット君を救出して仲間に加えていないと、初っ端から進むことができず詰みます。最初知らずに行ってしまい、リセットする羽目に……。

 ちなみに毎回、ロボット君→猫ちゃん→アヒル→眼鏡君の順に攻略していました。

 猫獣人ちゃん可愛いんだもん。自分は特にケモナーというわけではなかったのですが、あの顔グラフィックにはずきゅーんときたのです。


 このゲームはライフ制なのですが、とにかく即死の罠が多い。ので、いかにそれを回避できるかにかかっています。ロック○ンをさらに難しくした感じです。本当に鬼畜です。

 特にアヒルステージの溶岩と、眼鏡君のステージの高速トロッコで何度死んだかわかりません。

 速ええええ! なんてもんじゃないです。完全に覚えゲーなので指先に叩き込むしかないです。今思えば体育会系なゲームだ。


 4人と合流できたと思ったのも束の間、今度はロボット君以外の仲間が敵に捕まってしまいます。そのせいで、いつも最後に合流していた眼鏡君の印象が激薄なのです。使う前に攫われちゃうんだもん……。

 というわけで、今度は順に仲間を救出しに行きます。

 仲間が捕らわれている牢の前に来たところで、なんと仲間が洗脳光線を浴びせられてこちらに攻撃してきちゃいます。何というドラマチック展開。もちろん、容赦なく攻撃をくらわせて正気に戻します。

 最後は和式トイレ()みたいな機体に乗って、敵の宇宙船から脱出&ボス戦です。

 ちなみに私ではなく弟がクリアしました。最後のボスを倒した時は、二人して「おおおおお!」と大興奮でした。


 本当に小学生の時によくクリアできたなコレ……という難易度ですが、ファミコン末期に発売されただけあってドットもなかなかに美麗、キャラクター達の動きも個性があって楽しいので、皆さんも是非ともプレイして――と言いたいのですが、今までリアルでこのゲームをプレイした人と全く出会えていないほどマイナー作みたいです……。

(調べたら、日本のファミコン版は1万本しか作られていないらしい……)

 キャッスルクエ○トといい、ウ○といい、おじいちゃんマイナー作を掘る率高すぎぃ。


 パッケージが非常にアメコミっぽい本作ですが、どうやら本当にアメコミだったようです。向こうの国ではアニメも放映されていたとか。

 昔N○Kの衛星アニメ劇場をよく見ていたのですが、そこで放送していた「忍者タ○トルズ」が好きでした。アメコミといえば、まずこの亀達を思い出します。そういえば最近映画化されてましたね。

 この「バッキ○オヘア」も日本で放送していたら、タート○ズの後釜としてヒットしていたかもしれないのに。猫獣人ちゃん可愛いよ猫獣人。

 ゲームだけでもかなりキャラが立っているので、勿体無いなぁと思ったのでした。

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