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レトロゲームと、私  作者: 福山陽士
FC編
17/60

戦う女の子

 色々とトラウマ。



『ファ○ア ~封印の剣~』



 あさりよしと○先生のパッケージに惹かれて選んだゲームです。

 ボーイッシュで可愛い女の子+レオタード+鎧とくれば、私が釣れないわけがない。入れ食い状態です。

 

 このゲームの特徴は、何と言っても立ち絵でしょう。

 村人に話しかけると画面が切り替わり、(当時としては)美麗なドット絵で村人のビジュアルが表示されるのです。このシステムはかなり斬新でした。

 が。

 村人さんのデザインがかなり強烈なのです。


 その前に。

 ゲームを起動すると真っ先に話をしてくるお爺さんがいるんですが、まずこのお爺さんの見た目がちょっとアレで、軽くトラウマになりました……。宇宙人みたいに見えたんですよ……。

 この宇宙人なお爺さんの話が終わると操作できるようになります。

 早速村人に聞き込み開始です。

 一番近くの人に話すと、RPGでおなじみのセリフ「○○の町だよ」と教えてくれました。

 かなり横幅の広いおばちゃんが……。

 昔流行した、オバ○リアンみたいなおばちゃんが……。


 強烈なキャラビジュアルに先制パンチを食らいつつ、今度は近くのおじさんに話しかけます。

 ……何かSFっぽいというか、ドラゴ○ボールに出てきそうな格好をしたおじさんでした。

 ええい、普通の人はおらんのか! と慄きながら店に入ると、やっと可愛い女の子がいました。治療してくれます。

 名も無きMobですが、この女の子はガチで可愛いです。しばらくコントローラーを置いて眺めるほど気に入ってました。危ない小学生女児です。



 そんなこんなで、まず外に出ます。

 フィールドはドラ○エみたいですが、戦闘になるとゼ○ダみたいになります。アクションRPGなのです。ちなみに仲間はいません。

 魔法も使えるみたいですが、私はずっと剣を振ってました。

 ごり押し力押しの脳筋だったのです。


 ウロウロしてレベルもちょっと上がったし、森にでも入ってみるべー、と軽い気持ちでサクサク歩いていると。

 ……出会うのです。奴と。

 そう、姿が見えない敵です。

 遠距離攻撃を放ちつつ、しかも画面内を無駄に移動する、奴です。

 初めてエンカウントした時はパニックになり、逃げる事すら忘れてあっけなくジ・エンド。

 以来、森に近付かなくなりました。でもたまに森以外でも遭遇して、半泣きでした。



 半泣きになりつつ、意味ありげな塔へとやってきました。

 ……初めてのダンジョンにしては、難易度高すぎでした。ぶっちゃけ、8割の人はここで脱落してると思うのです……。

 異様に広いMAP。一方通行。地味に強い敵。

 小学生ながら悟りました。

「あ、これは自分にはまだ早い……」と。

 一生懸命道を覚えようとしたけど、無理でした。というか、行き止まりで詰みました。


 高校生の時にふと思い出しネットで攻略を検索してみたら、行き止まりに見えていた場所は、何と体当たりで新たな道が出る事が判明。なんじゃそらーと絶叫した覚えがあります。

 初めてのダンジョンで隠し通路いっぱいとか、そら小学生には無理です……。


 で。

 この時、とんでもないネタバレまで知ってしまいました(以下ネタバレ)






 主人公の女の子。

 レオタードから見える、太腿が眩しい彼女。



 ……なんと、呪いで姿を変えられていた、男だった……。


 

 女の子がお姫様のために戦うって設定が良かったのにーッ! orz


 女子の皆さん、自分の名前を入力するのは危険ですぞ……。


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