戦う女の子
色々とトラウマ。
『ファ○ア ~封印の剣~』
あさりよしと○先生のパッケージに惹かれて選んだゲームです。
ボーイッシュで可愛い女の子+レオタード+鎧とくれば、私が釣れないわけがない。入れ食い状態です。
このゲームの特徴は、何と言っても立ち絵でしょう。
村人に話しかけると画面が切り替わり、(当時としては)美麗なドット絵で村人のビジュアルが表示されるのです。このシステムはかなり斬新でした。
が。
村人さんのデザインがかなり強烈なのです。
その前に。
ゲームを起動すると真っ先に話をしてくるお爺さんがいるんですが、まずこのお爺さんの見た目がちょっとアレで、軽くトラウマになりました……。宇宙人みたいに見えたんですよ……。
この宇宙人なお爺さんの話が終わると操作できるようになります。
早速村人に聞き込み開始です。
一番近くの人に話すと、RPGでおなじみのセリフ「○○の町だよ」と教えてくれました。
かなり横幅の広いおばちゃんが……。
昔流行した、オバ○リアンみたいなおばちゃんが……。
強烈なキャラビジュアルに先制パンチを食らいつつ、今度は近くのおじさんに話しかけます。
……何かSFっぽいというか、ドラゴ○ボールに出てきそうな格好をしたおじさんでした。
ええい、普通の人はおらんのか! と慄きながら店に入ると、やっと可愛い女の子がいました。治療してくれます。
名も無きMobですが、この女の子はガチで可愛いです。しばらくコントローラーを置いて眺めるほど気に入ってました。危ない小学生女児です。
そんなこんなで、まず外に出ます。
フィールドはドラ○エみたいですが、戦闘になるとゼ○ダみたいになります。アクションRPGなのです。ちなみに仲間はいません。
魔法も使えるみたいですが、私はずっと剣を振ってました。
ごり押し力押しの脳筋だったのです。
ウロウロしてレベルもちょっと上がったし、森にでも入ってみるべー、と軽い気持ちでサクサク歩いていると。
……出会うのです。奴と。
そう、姿が見えない敵です。
遠距離攻撃を放ちつつ、しかも画面内を無駄に移動する、奴です。
初めてエンカウントした時はパニックになり、逃げる事すら忘れてあっけなくジ・エンド。
以来、森に近付かなくなりました。でもたまに森以外でも遭遇して、半泣きでした。
半泣きになりつつ、意味ありげな塔へとやってきました。
……初めてのダンジョンにしては、難易度高すぎでした。ぶっちゃけ、8割の人はここで脱落してると思うのです……。
異様に広いMAP。一方通行。地味に強い敵。
小学生ながら悟りました。
「あ、これは自分にはまだ早い……」と。
一生懸命道を覚えようとしたけど、無理でした。というか、行き止まりで詰みました。
高校生の時にふと思い出しネットで攻略を検索してみたら、行き止まりに見えていた場所は、何と体当たりで新たな道が出る事が判明。なんじゃそらーと絶叫した覚えがあります。
初めてのダンジョンで隠し通路いっぱいとか、そら小学生には無理です……。
で。
この時、とんでもないネタバレまで知ってしまいました(以下ネタバレ)
主人公の女の子。
レオタードから見える、太腿が眩しい彼女。
……なんと、呪いで姿を変えられていた、男だった……。
女の子がお姫様のために戦うって設定が良かったのにーッ! orz
女子の皆さん、自分の名前を入力するのは危険ですぞ……。