そして伝説になるRPG
たぶん超有名作。
『ドラ○ンクエストⅢ ~そして伝説へ~』
言わずもがな。人気RPGシリーズの第3作目です。とは言っても、私はこの3から入ったクチなのですが。
パッケージ絵を見て「ドラ○ンボールの人だー!」と凄く嬉しかったのを覚えています。箱の裏には、8つの職業のイラストが。延々とこれを眺めておりました。女の子がみんな可愛いんです。それに反比例して、男のおっさん率の高さよ。
最近のRPGには、仲間のおっさんや爺さん成分が足りないと思うのです。
ル○ーダの酒場で仲間を登録する時、名前をどうするかでかなり悩んでいました。
(ちなみにどうでも良いんですが、当時は『さかば』が何なのかわかっていなかったです)
そこで参考にしたのが、当時ジャ○プで連載されていた某漫画です。
勇者を『ダ○』戦士を『ヒュン○ル』僧侶を『マ○ム』魔法使いを『ポ○プ』にしようとしたんです。
けど、名前に使える文字数は、濁点や半濁点を含めた4文字。妥協するしかありません。
戦士を『ヒュンケ』か『ユンケル』にするか。魔法使いは『ポッフ』か『ホップ』にするか。
前者だと何か締まりません。後者だと栄養ドリンクやビールを彷彿とさせます。でも、仕方がないので後者のまま進めます。
町で装備を整えた後、早速フィールドに出て敵と戦います。
とりあえずAボタン連打→殴る予定の敵が2人目くらいの攻撃で倒れちゃって、残りの仲間の攻撃が空振り、は誰もが通る道だと思うんだ……。このシステムは、地味に頭を使いますよね。
スラ○ムやおお○らすから金を巻き上げ続けていくうちに、レベルも着々と上がります。新しい呪文を覚える瞬間と、新しい装備を買えた時の喜びよ。
F○3ではセーブ機能を理解できていなかったんですけど、何故かこのゲームに関しては理解していました。王様が「きろくしてやろう」と言ってくれていたからですかね。カタカナ語に凄く弱かったんだろうな。
そんなわけで、少しずつレベルを上げて話は進んでいきます。
初めてアリ○ハン大陸を脱出した時の感動は凄かったです。
「こんな遠くまできたー!」と、冒険してる感がはんぱなかったですね。
印象的だったのが、エルフの隠れ里です。
ぶっちゃけますと、この時は話が理解できていませんでした。何かよくわからんけど、イジワルされている気がするのでエルフ気に入らない、となっていました。敵意を向けてくる奴は皆敵なのです。さすが年齢1桁の子供。単純です。
これの影響で、しばらくは『エルフ』に対するイメージが良くなかったです。
順調に進んでいたのですが、ピラミッドでつまずき、そこで止まってしまいました。
「はじめはひがし、つぎはにし♪」
これが本気でわからなかったのです。
だって東西南北を学校で教わるのって、3年生か4年生なんですよ。知りませんよ東が右とか(逆切れ)
その先に進めたのは数年後、我が家にファミコンが来てからです。わかればどうってことない謎解きでした。それがまた無性に悔しい。
ちなみに我が家では、父親が中古で買ってきたやつをプレイしておりました。前の持ち主のデータが残っていて、ちろっと覗いてみたのを覚えています。全く知らない場所が出てきて、怖くなってすぐに消しちゃいましたが。
というか、中古ならみんなやりますよねこれ? たまに、凄いネーミングセンスのデータと出会えます(笑)
閑話休題。
そしてこのゲームの特徴である、転職です。当時はよくわかっておらず、戦士を武闘家にしちゃいました。能力の継承とか、あってないようなもんです。レベルが上がるとチャラになる程度。
次につまったのが、「あさせ」でした。浅瀬というものを理解していなかったので(こればっか)あさせって何だ。朝に関係するものなのか、と延々と海をさまよっていました。でも、理解してからも結構さまよった覚えがあります……。あれは分かりにくいよ……。
辿り着いたのは、本当にたまたま、偶然です。
ラー○アに乗った時の音楽が好きで、無駄にウロウロしていました。こういう、ちょっと哀愁の漂うメロディーが大好きでした。アンニュイな少女だったのです。
そんなこんなで、ヒーヒー言いながらもようやくバラ○スの元にたどり着きました。
もっとおどろおどろしい姿を想像していたのですが……うん、カバでしたね。そしてカバ倒した! と喜んだのも束の間、今度は裏の世界での冒険が始まってしまいました。
まだこの時は『1』をやっていなかったので、「何かすげー世界に来たぞ!」という感想しかなかったです。同時に、ラ○ミアが使えないことに絶望しました。せっかく空を飛べるようになったのにぃ!
とまぁこんな感じで、全力で楽しんでおりました。冒険の記録を消し(セーブ箇所が1人1つだったので)何度も最初からプレイしました。
数年後、今度はSFCでリメイクされましたが、そちらも当然getです(父親が買ってきた)
性格や職業の追加、裏ダンジョンなど、これはかなり良リメイクだと思うのです。水着のグラが良いよね!←
ドラゴ○クエストは4コマ漫画も展開していて、そこから得た情報もかなり多いです。
どくばりの使い道とか。悟りの書の取り方とか。黄金の爪の存在とか。あぶない水着は、爆発してダメージを受ける防具ではなかったこととか(←『あぶない』をそのまんまの意味で捉えていた)
ちなみにドラ○エ4コマに関しては、これだけでエッセイが書けてしまいそうなので、ここでは割愛します。3巻か4巻くらいからリアルタイムで追いかけていましたし、番外編も全て網羅していましたので。
面白かったなぁ。