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出会い
読んでってください。
僕は深夜に出掛ける事が増えた。
特にこれといった理由は無いと思う。
ただ、理由無く出掛けるのは腑に落ちない。
無理やり理由をつけよう。きっと僕は、
出会うはずが無い事を理解した上で、彼女がこの道を散歩しているから出会うため出掛けている。
桜が可憐に散っていたか、雨がしんしんと降っていたのか定かに覚えていないその日。
僕は小さな小学校の小さな小学生になった。
父親と母親、弟がいる極普通の4人家族の長男の僕は負けん気が強く、自己中心の小学生だったと思う。
そんな人が今後毎日自分自身に浸る事となる小学校での6年間が始まった。
小学校は朝の登校が集団登校だった。
僕の地域は2つのグループで分かれていた。
同級生に自閉症の男の子。
同じ地域で違うグループにやさしき彼女がいた。
しかし下校は2つのグループの同級生と帰る事となっていた。とても楽しみの帰り道だったと思う。
やさしき彼女。
少し男の子っぽい女の子。
帰り道に一緒に蛙をつかまえたりする。
ただ学校で蛙をつかまえようとすると、
他の女の子と同様に怖がる可愛き女の子だ。
よろしくお願いします。