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君とあたし。  作者: みぃ
8/13

あたしと出会い。


新キャラを出してみようかと思っています。

書きながら、色々模索をしてみます(笑)


あたしは、思い出したくない過去がある。


あんなこと、2度と経験したくない。

思い出しただけでも怖くなる。



強くなりたい。そうえば、そんなこともあったね。って笑って話せるようになりたい。



今はまだ無理だけど。

いつかは、絶対にそうなりたい。






「あーきーちゃん♪」


「・・・?えーーと。どちら様ですか?」


「えっ!?もー忘れちゃったの?」


「ともちゃん、何この人?」


「・・・。あー。この人見たことある。誰だっけ。」


「もーーひどいなー♪俺だよ俺♪」


「あっ!!オレオレ詐欺の人!」


「あき、それ違うから。」


「えっ?違うの?」


「もーあきちゃんってば。昨日、俺に会ったでしょ?」


「昨日??」




・・・。

雨が降っている。夏の雨は嫌い。嫌なこと思い出しちゃうから。それに、ジメジメしてる。

だから、雨は嫌い。


「きのこ。」


「はぁ?」


「はるかくん。きのこだよ。」


「何が?」


「なんかさー。頭からキノコ生えてきそう。こーなんていうか。

じめじめっ!お前の頭にきのこをはやしてやる!!じめじめーーー。っていう感じにしめじ大魔王にやられそう。」


「誰だよ。しめじ大魔王って。てかお前、もうじき期末だけど大丈夫?」


「何が?テストじゃん。期末テスト。」


「ぐわぁぁーーーー!!!」


「変な声出すなよ。」


「「ごめーーん。待った?」」


「待ってない!」


「「そ。そーですか。」」


「かえろー?」


「はいはい。」


「おい、あき無視すんなよ。何なかったことにしよーとしてんだよ。」


「何が?何が?」


「もうじき期末テストって言ったら、」


「ぐおおおおーーー!」


「・・・。お前もか。やっぱ、たくとあきは同族だな。」


「もーなんでもいいから帰るよっ!はるかもたくもさっさと支度して。」


「そーーだよー。早く帰ろーよー。」


「「はいはい」」




雨は嫌いだ。ぬれるから。てかもじーき、期末テストかーー。嫌だなー。なんでこー嫌なことが重なるんでしょーか。



パチーーンッ!!!


雨の中、大きな音が聞こえた。




「あんた、マジ最低!!!他に好きな女でもできたわけ?」


「だから、違うって言ってんじゃん。別いいだろ?理由なんて?別れたいから別れるの。お前バカ?」


「サイッテーーー!!」


「最低でいいから。」



恋人たちが喧嘩している。


「うわー。男の方痛そ~。はれてんじゃん。頬。てか、うちの学校の制服じゃん。」


「ホントだー。男と女の修羅場って見ててもキツイよね~。」


「たくと朋子が付き合ったら1週間であーなりそう。」


「「失礼な!」」


「どっちかってゆーと、はるかと朋子が付き合ったらあーなるだろ。なっ!あき?」



何かわからないけど。体が動いてしまった。


「おいっ!!あきーー!」



遠くで、たくの声が聞こえる。



「あのー。だっ。大丈夫ですか?」


「えっ!?」


「いやー。なんかそのほっぺた痛そうだから。」


「あー。慣れてるから大丈夫。」


「あの、ちょっと待ってって!」


「えっ?」


・・・・・。


「これっ。使ってください。」


「ぶはっ!あははははっ!わざわざ、水でハンカチ濡らしてくれたんだ。いいのに、雨で濡らせば。」


「あっ!そっか!でも、雨って汚いってはるかが言ってたから。」


「はるか?でもまぁー。ありがとー。」


ガシッ!!


「えっ?うわっ?えっ?何?はるか。」


「すみませーーん。うちのあきが!」


「ともちゃん?何?えっ?」


「たくうーあきなにやってんだよ。こーゆーときはね、しみじみ1人でいさせてやるのが常識なわけ。わかる?」


「それが常識かどうかは知らんが。あき、勝手にどっか行くな。どうせ、迷子になるんだから。」


「ごっ。ごめんなさい。」


「あのー。なんかこの子、邪魔したみたいですみません。」


「あっ。いえ。全然。てか、ありがとう。えーと。あきちゃん?」


「あっ。はい。」


「ほらっ、行くぞ。」


「はるかの、いじわるーー。」


「何がだよ。」


「あのーーー!ハンカチっ!」


「あっ、大丈夫です!持っててください!!!」




・・・・・・・・・・・。




「あっ!!あのときのっ!」


「そっ♪あのときの。うちの制服だったから、探せば見つかるかなー?って♪探しちゃった。」


「えーと。怒りに来たんですか?」


「なんで?」


「だって、たくがしみじみと。って」


「あー。違う違う!ハンカチ。」


「わっ!全然よかったのに!ありがとうございます。」


「こちらこそ。あきちゃん♪」


「誰だお前?」


「おーい!飯食いに行こーぜっ!・・・・・。って。誰君?」


「ほら、この前あきがハンカチ渡した人。」


「「あーー。あの修羅場の。」」


「こらっ!!はるか!たく!!」


「はははっ!!全然いいよ♪俺は、3年の小松 けい 。よろしくっ♪」


「別に、お前とよろしくする気はない。」


「あはははっ!まぁーいいや。俺も別に君とよろしくする気はないから♪はるかくん♪」


「・・・・・。お前ムカつく。」


「まぁまぁ。はるか、落ち着けよっ!なっ?すいません、こいつ口悪くて。」


「そんなことより、お昼行くんじゃないの?あたし、お腹減ったんだけど。」


「俺もーーー。」


「じゃー俺も行っていい?」


「ダメ。お前なんかむかつくからくんなっ。飯がまずくなる。」


「まぁまぁーそんなこと言わないの♪いいだろ、1人増えるくらい。」


「飯がまずくなるからくんなっ。」


「じゃー。あきちゃん俺と2人で食べない?」


「えっ!?」


「「「はぁ!?」」」


「はるかくんは俺と食べるのイヤらしいから。それに俺、元々あきちゃんとお昼食べたいから来たんだし。いいでしょ?あきちゃん?」


「「「・・・・・。」」」


「チラッ。」


「・・・。お前が自分で決めろ。」


「先輩。あの。お気持ちはすごく嬉しんですがお昼は4人で食べるって決めてるので。あの、またの機会に。」


「うーん。残念♪じゃー今週の土曜は?」


「えっ?」


「だって、お昼4人で食べるって決めてるのは学校のお昼はってことでしょ?」


「はぁー。まぁ。」


「だったら、休日とか学校じゃない日だったら俺と食べても問題ないでしょ?」


「あっ。それは確かに。」


「だったら、今週の土曜は?」


「今週の土曜ですか?予定はないですけど。」


「じゃー。決まり♪そうだっ、メアドと携帯の番号教えて♪詳しいことはあとで連絡するから♪」


「はい。」


「じゃぁーまた後で♪」


・・・・・・・・・。



「何だアイツ?やっぱなんかムカつくな。」


「はるかはそればっかりじゃん。まぁー俺もちょっとムカつくけど。」


「でも、イケメンじゃん?」


「朋子はあーゆのが好きなわけ?」


「いや、パス。まぁ、たくとはるかよりは好みだけど。でも、無理。」


「・・・。」


「あき?」


「んーー。不思議な人。ていうか、頭いい人だなー。」


「はっ?」


「イヤだってさー。学校にいるときはお昼4人で食べるって決めてるけど休日とかは決めてないかさー。あたしまったくそこ気づかなかった。だから、頭いいなーって。」


「何?あき?気になっちゃってんのーー?」


「ちがうよー。」


「いやっ!あき、あいつはやめといたほうがいい!」


「何?たく。急に。」


「いやーなんかさー。うん。まぁ、あれだよ。」


「何?あれって。あはははっ!!」


「・・・。土曜行くの?」


「はるかは、行って欲しくないの?」


「別に。お前が決めることだろ?」


「行くよ。なんか約束しちゃったし。」


「あいつが勝手にだけどな。」


「ふふっ。確かに。・・・。でも一緒にいたら楽しそう♪」



・・・・・・・・・。



「満島 はるかくん。に。山本 拓海くんかー。なんかやっかいそうだなー。なによりもやっかいそうなのは片岡 朋子ちゃん。彼女、スルドそうだなー。まっ、別に関係ないけどね。

伊沢 あきちゃんかー。ふふっ。面白そうな子だなー♪土曜日が楽しみ。」






4人。昔からいつも一緒だった。学校でお昼って言うと必ず一緒に食べてた。

一緒に食べるのが当たり前になっていた。


この当たり前が当たり前じゃなくなるのは、すごく怖い。




何よりも。

1人になるのが怖い。









新キャラ!んー。なんか書いているうちにウザくなった。

でもまぁ。

次の話では、ウザさを取り除きたい!

と考えてます!



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