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君とあたし。  作者: みぃ
10/13

あたしと答え。


初めての告白。


答えが見つからない。

大切な人。

愛してしまう人をつくったらまたあんなことになるんじゃないかと思うとこわい。



「昨日。」


「えっ!?」


「昨日ね。告白された。っぽい。」


「そ。そーなんだ。っぽいってなに。されたんでしょ?」


「うん。」


「答えは見つかったの?」


「全然。」


「そう。先輩のこと。・・・。好きなの?」


「・・・・・・。わかんない。けど、嫌いではない。」


「・・・。そっかー。昨日楽しかった?」


「うん。すごく楽しかった。」


「もし、付き合ったとして。一緒にいて楽しそう?」


「あっ。それは、うん。楽しいと思う。何ていうか意地悪なところもあるけど実際すごい優しくて、

たぶん。付き合ったら、あたしのことすごい大切にしてくれると思う。」


「へぇ~。いいじゃん。付き合えば?」


「・・・。怖い。」


「・・・・・。」


「怖いの。また、あんなことになるんじゃないかと思うと。」


「まだ、ダメなんだ。」


「ぐすんっ。怖いよ~ともちゃーん。」


「大丈夫だよ。よしよし。」




・・・・・・。


あれは、あたしが6歳の時。

元々、お母さんとお父さんは別居してて。

あたしは、お母さんと2人で暮らしてた。



「今日は遅くなるから先寝ててね。冷蔵庫に入ってるのチンして食べて。」


「うん!」


「いってきます。」


「いってらっしゃい。」



お母さんの目に少し涙が溜まってたのを、未だに覚えている。


あの日、お母さんは帰ってくると思ってたからあたしは玄関で夜ずっと待ってた。


暗くて、おばけがでるんじゃないか。すごく怖かった。

でも、もうじき。もうじきお母さんが帰ってくるって信じてたから。



結局、お母さんは帰ってこなかった。

次の日も、そのまた次の日も。

ずっと待ってた。


ガチャッ。



「お母さん!?」


「・・・・・。」


「はるか?・・・。たく?・・・。ともちゃん?」


「何やってんだよ。保育園休んで。」


「あき、風邪でもひいたんか??」


「あき、お母さんは?」


「・・・・・・。うっ。うっ。うえーーーーん!!お母さんが、帰ってこないの!うえーん!」



信じてた。お母さんは帰ってくるって。

大好きだった。

でも。

あたしは捨てられたんだ。


怖い。

また、捨てられるんじゃないか。


ともちゃんにも。

はるかにも。

たくにも。


捨てられちゃうんじゃないのか。


怖かった。



当分ははるかの家に引き取ってもらっていた。


お父さんに連絡がつくとお父さんと住むようになった。


あたしが、中1のころお父さんが海外に転勤することになった。

でも、今度海外で捨てられたら本当に行くところがないと思うと怖かった。


こっちには、ともちゃんやはるかにたくがいるので生活費と学費はお父さんに払ってもらって

今の家に残ることにした。



いまだにあたしは怖い。


3人は、あたしの過去を知っている。


それも踏まえて好きでいてくれる。


それも踏まえて理解してくれている。



だから3人のことが大好き。



・・・・・・・。




「先輩も、あたしのこと捨てるんじゃないのかな?って思うと怖いんだよね。」


「・・・・。大丈夫だよ。絶対捨てないよ。もし捨てたらあたしが殴るから。」


「ふふっ。ともちゃんに話してよかった。」


「そりゃ、どうも♪ゆっくり考えてっていわれてるんでしょ?」


「うん。」


「じゃー。もう少しゆっくり考えれば?」


「そーうしてみます。」



・・・・・・・・。



「あっ。はるか。おはよう。」


「おはよう。って。何?どうしたの?」


「何が?」


「だって明がこんな早くから起きて俺迎えに来るって。ありえない。」


「もおー!そんなことないよ!!たまにはそういう日だって。あるもん。」


「土曜日楽しかった?」


「うん。楽しかった。それでね。先輩に告白された。」


「・・・・・。決めたの?」


「・・・。まだ、答えが出なくて。はるかぁ~。どうしたらいいと思う?」


「・・・。俺に聞くな。」


「そっか。そうだよね。」


「ていうか。好きでもない奴とお前は付き合えるの?」


「えっ?」


「好きだったら、うれしい先輩と付き合える。だろ?悩む必要なんてないじゃん。」


「あっ。そうか。そうだよね。」


「まぁ。あんま深く考えない方がいいんじゃない?バカなんだから。」


「はぁ!?何言ってんの?」


「バカでしょ?てかあき、期末受かんないと夏休み来ないよ。」


「・・・・・・。夏休み?」


「そう夏休み。」


「がぁーーーん!!」


「やば。はるか助けてー」


「はぁー。仕方ない奴だな。勉強ぐらい教えてやるからさっさと答えだしてこい。」


「うん。」


 


はるかは、いじわるってよく言われる。

でも、実際すごく優しくて。


あたしのことなんでもお見通しなんだよね。



・・・・・・。


「あっ!先輩。すみません急に呼び出しちゃって。」


「いや、全然大丈夫。でっ?答え聞かせに来てくれたんでしょ?」


「はい。」


「うん。聞かせて。」


「先輩はすごく優しいです。でも、今はまだ好きじゃないです。だから、付き合えません。」


「・・・・・。まだってことは可能性あるんだよね?」


「えっ!?あーそうなのかもしれません。」


「あはははっ♪おっけー。ありがとう。でも、覚えておいて俺は絶対に諦めない♪好きにさせてみせるから♪」


「ふふっ。分かりました。それじゃーあたし行きますね♪」




「やっぱ。無理だよなー。まっ、まだチャンスはあるし。頑張ってみよかーなー。久しぶりだな♪俺の告白断る子なんて。だから好きなのかもなー。あはははっ!」





・・・・・・。


「お昼ーーー♪」


「おかえりー♪答え出してきた?」


「うん♪」


「・・・・・。つ、付き合うの?」


「たくは付き合って欲しいの?」


「なっ!!なわけねーじゃん。」


「あはははっ!断ってきた♪なんかねー。好きっていう感情はまだないって思って。」


「そ、そうか。あはははっ!なんだー。だよなーー。」


「どんだけ動揺してんのよ。あんた。」


「してねーよ!」




「はるか。」


「ん?」


「ありがとう。」


「いえいえ。」


「ふふっ。」


「何?」


「結局さーはるかってあたしのことなんでもお見通しなんだなーって。」


「・・・・・。あき、わかりやすいからな。」


「はるかは、好きな人とかいるの?」


「いるんじゃない?あきは?」


「うーーーん。まだいない♪でもね、これから作る予定。ブイッ!」


「・・・。あーそう。」


「でも、はるかの好きな人って誰?まっ!まさか。ともちゃん?」


「・・・。さぁ?ニヤッ」


「えっ?」


「あきには言わない。」


「えーーーそんなーーー。」





好き。

人を愛すること。



あたしの中の結論。



あたしは、未だに忘れられない過去がある。


乗り越えたい。



今の、あたしは前向きだ。


昔のあたしよりは強くなったと思う。



でも、まだ弱い。

だから、これからもっともっと強くなりたい。


どんな壁も乗り越えられる。


強い人になりたい。



だから、今は前を向いて歩こうと思う。

それで、たくさんの壁を乗り越えて。



一番大きな壁を乗り越えられるようになりたい。












・・・・・。


「今乗り越えるべきは、期末テストな。答えが出たんだから、今日からみっちり教えてあげる。ニコッ」


「なんで今言うの?せっかくかっこよく決まったのにはるかのばかーー!!」


「だって 乗り越えなきゃいけない壁 だろ?」


「・・・・・。いやだーーー!絶対嫌!」


「前を向いて歩くんだろ?ほら、勉強するぞ。」


「ぎゃーーーーー!!」













今回の話でなんとなく過去が明らかにってなったのはいいんですけど。


なんか、話的にはあんまりおもしろくなかったですね。


ごちゃごちゃだし。


すみません(つд⊂)↓

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