異様な飲み会2
一つ前に投稿した『異様な飲み会』の続きです。
ちょっと書きたかったので書きました。
あの不気味なガリガリに痩せ細った存在を見た日から、しばらく公園に行かなかった。
飲み会に夢中でこちらを気にする様子はなかったが、見えていることに気付かれたら、襲いかかってくるかもしれない。そう思えてしまって、恐ろしくて公園に近付けなかった。
だが、一ヵ月ほど経った頃、恐怖が薄まって好奇心が強くなっていた。
それでもう一度あの謎の存在を確認してみようと思い、公園へと行ってみる。するといつものように飲み会をしていた。
少し怖さを感じながら飲み会に近付いてみる。するとあの生物はいなかった。ただ楽しそうに飲んでいる人たちの姿しかない。
もしかするとあれは見間違いだったのかもしれない。そう思い、そのまま飲み会をしている集団の横を通り過ぎようとした時だった。
飲み会をしている人たちの中に見覚えのない人物がいることに気付いた。
他の人たちと比べて少し背が高くて、痩せ細っているスウェットを着た中年の男性。
その男性を見た瞬間、なぜかあの謎の存在に似ていると思えてしまった。
似ているといえば背が高いことと痩せていること。だが、あの生物ほど背は高くないし、枯れ木のように痩せてもいない。だが、それでも似ていると思えてしまう。
それから飲み会をしている人たちの傍に、時々人間ではないものを目撃するようになった。そして目撃してから、再び公園で飲み会を見かけた時には必ず飲み会のメンバーが増えている。そのメンバーは普通の人間のはずなのに、どうしても目撃した人間ではない生物に似ていると思えてしまう。
関係性がまったく分からない人たちの飲み会。もしかすると飲み会に参加している人たちは、人間のように見えて、人間ではないのかもしれない。
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