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完全犯罪計画(自殺編)  作者: なねな
1/1

とある国のとある場所で

さて今日も今日とて完全犯罪の方法を考えてみよう。

今回のテーマは「自殺」。

誰だって一度は死にたいって思ったことがあるはずだ。仕事が上手くいかなかったり、多額の借金を抱えてしまったり、浪人や留年なんかが決まった時などなど、人によって様々な理由があるだろう。本日はそんな時にどうしたら完璧に死ねるのか考えたいと思う。


まず、自殺人気ランキング1位の首吊り自殺について考えるとしよう。人気ランキングと言ってはいるが自殺手段自殺者数のランキングである。その実力は本物でここ50年不動の1位で、今では2位に1万人に以上差をつけて自殺数の半分以上を占めている。

まあ、冷静に考えてみれば当たり前の結果である。死ぬために必要なものはロープなどの紐類だけで、ロープに首を引っ掛けてどこかに吊るせばいいだけである。高い所に吊るさなくともドアノブなどでも大丈夫である。他の自殺に比べ誰かに邪魔をされなければ確実に死ねるという点では他の自殺より優れた点である。しかし、やはり自分で自分の首を吊るというのはとても勇気がいり、死のうと思ってすぐできることではないので、今回のテーマ「死にたい時に死ぬ」とは違ってしまうので今回はこの死に方については考えないものとする。


次にランキング2.3位の薬物自殺とガス自殺について考えるとしよう。これもまた首吊り自殺と一緒で死にたい時すぐ死なないので今回のテーマにあっていないためこの死に方についても考えないものとする。さらにこの死に方は確実性に欠けるので、自殺する手段としてはあまりオススメはしない。ただし、この自殺手段には他の手段とは比べものにならないほどの大きなメリットがある。それは死体が綺麗なまま残るというものである。前で述べた吊り自殺にしろ他の死に方にしろその死体はとても無残なものである。それに比べてこの死に方ならその自体はある程度は元の姿のままである。まあ死体そのものが無残なものだからあまり変わらないと思うのだが。


さて今まで考えた死に方は今回のテーマとは違うので不採用となってしまった。やれやれ、ランキングトップ3が聞いて呆れる。では次は溺死・飛び降り・飛び込み自殺について考えるとしよう。この3つは死にたい時にすぐに実行できるので今回のテーマにはぴったりである。ただ溺死は結局海や川飛び込むなどして死ぬので他の2つと変わらないのでは?と思うところもあるが気にせずに考えていこう。

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