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出発
翌朝
王が武館に行くと龍が旅支度をしていた。
龍は剣と棍を用意していた。
そこへ龍の父と娘が現れた。
「父と妹です」と龍が言うと娘は会釈した。
娘が龍の妹だと分かった。
「なんだ麗華、知り合いの人かい」龍が言うと麗華は「危ない所を助けて頂きました」と言い、王に礼を言った。
「妹は猜疑心が強いのでね。悪く思わんで下さい」と龍は王に言った。
王は「別に気にしてないですよ」と答えた。
「王さん。この剣を持っていくが良い。それと槍もお持ち下さい」と龍の父は言い、王に剣と槍を渡した。
「さあ、出発だ」と龍が言い、王も馬に乗り、二人は武館を後にした。
海岸では黄が海賊の隙を窺っていた。
朝日が眩しく、海は穏やかだった。
黄は洞窟から離れ望遠鏡を覗いていた。
やがて海賊の船が岸を離れ沖に向かって行った。
黄は海岸に向かい、洞窟に入って行った。




