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拳風  作者: 東武瑛
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武館の中庭で男が型の練習をしていた。

「兄さん」娘が男に声をかけた。

「麗華。様子はどうだったか?」男は麗華に言った。

「黄さんは出掛けた後でした」麗華が言う。

「そうか。アイツ何処に行ったんだろう」男が言うと部屋の奥から初老の男が出て来た。

「龍。たぶん黄は海賊退治に出掛けたのだろう」

「父上。なぜ、わかります?」龍が聞いた。

「黄の父親は海賊に殺されたのだ。それから海賊は琉球付近に逃げていた。しかし、最近、福健から広東に戻って来たのだろう」

「わかりました。では、私も海賊退治に行って参ります」龍が言うと「うむ。準備をし明日にでも出発するが良い」と龍の父親は言った。

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