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異世界定食屋の少女は

勇者よ、決闘と言われても武器はおたまとフライパンくらいなんだが良いか?

作者: 鈴生彩架

ブックマーク&評価!ありがとうございます!これからも精進します!

「決闘だ!」

「血闘ですか?」

 

 なんか字が違う。

 さて、なんでこんな展開になったのか少し時は遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最近、娘がツンデレで可愛いとです。」

「うわキモ。」

 

 1日の始まりはドン引きにあり。

 そんな彼女は亜空間におたまとフライパン、ついでに弁当とか入れて登校する。

 

「遅刻遅刻!」

 

 本日も勇者(笑)は古代日本に栄えたベタな恋愛フラグを活用しようとする。

 

「うわっ変態(勇者)来るのかよ。魔王倒しに行っとけよ面倒い。【空間跳躍(テレポート)】」

 

 とか言っておいてチート能力フル活用で逃げる。チート野郎のストーカーからの逃げ方は一味違うようだ。

 そして校長室。

 

「おお、孫か。」

「いよっす。

 てか祖父ジジイ、いつになったら勇者(変態ストーカー)魔王倒しに行くん(視界から失せるん)だよ。」

 

 作者はルピを振り間違えたのだろうか。

 先ほどはきちんと変態(内心)に勇者(建前)と振っていた気がするのだが…

 まあ然程問題はないため放置する。むしろコメディー小説なのでもっと巫山戯てくれ。

 

「巫山戯てねえよッッッ!」

 

 とうとう最後のコンティニュー欄以外も見えるようになったようだ。

 

「どうしたんじゃ孫よ…」

 

 まだ祖父には見えないようだ。残念。

 作者の願いはただ一つ、皆見えるようになってつっこんでほしい。それだけである。

 ちなみに光学迷彩を着て観察している設定。

 

「いやちげえよッッッ!」

 

 じゃあモニタリング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、もうすぐ授業が始まるので少女は教室に入る。

 途端、勇者がきた。

 しかし学校に行くこと2週間。彼女もスルースキルをカンストさせたのだ。ただし勇者にのみ。

 

 勇者(跪き)

 

 うわキモい。彼女は内心全力で引いていた。

 

「僕と付き合」

 

 少女は勇者をスルーし席に着く。

 勇者唖然。作者←ドヤァ

 イケメンなんぞ滅んで仕舞えばいいのだッッッ!あ、二次元は除く。ただしウザ男は二次元でも却下♪

 ちなみに少女はやっぱ勇者は代々たらしなんだなと納得しつつ席についていたりする。

 

 で、このシーン。

 勇者はすっと白い手袋を出し、パッと少女に投げつける。

 回避。

 

「決闘だ!」

「血闘ですか?」

 

 だから字が違う。よっぽど少女は勇者を血祭りにあげたいらしい。

 

「僕が勝ったら君と付き合う。…ってなんで手袋避けたのかな!?」

「え、物当たるのいやなので。」

 

 内心:変態の物なんか触りたくねーよバーカ。

 誰だって変態ストーカーの物は触りたくない。最も触られるのが一番嫌だが。

 

「卑怯だぞ!」

 

 そーよそーよと周りの女子が盛り上げる。

 ウゼー。少女のこめかみに青筋ひとつ。

 

「…………ああそうだ。じゃあ私が勝てば一生近づかないでくれますかこの勇者。」

「うんいいよ。最も僕が勝つけどね。決闘は放課後だ。」

「わかりました。血闘は放課後ですね。」

 

 殺っておしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、皆さんお待ちかね☆見んな大好き放課後です。

 

「いや、好きじゃねえよ。」

 

 今回ツンデレしてないよね。

 

「うるせえ。」

 

 へい親方。あ、違う。女だから姉さんかな?

 

「…………」

 

 あら、真っ赤ですね。林檎みたい。

 

「ッッッべっ別に嬉しくにゃんか!」

 

 噛んだ(笑)ってなんでモニター超えてストレートが来てるのかな?しかし作者には製作者権限があるため攻撃は通らな…いのだッッッ!

 少し合間が空いたのは盾にヒビが入ったから。怖いね、チートって。

 

 さて、決闘に移ろう。

 

「双方、武器を構えて!」

 

 勇者が聖剣をかまえる。

 少女はおたまとフライパンを構える。

 審判の顎は外れた。

 勇者は顔が間抜けっぽくて傑作だ!!

 

「あ、あのさ。武器ってもしかしなくても…」

「お気になさらず。持ち合わせでこれしかなかったので。」

 

 銀に煌めくフライパン。

 インゴットに紛う輝きを放つおたま。

 ミスリルとオリハルコン。資材の無駄とはこのことである。

 

ふぁひめ(始め)!」

 

 画して顎がヤバイ審判の声により試合は始まりを告げた。

 

「お先にどうz」

 

 少女は何の躊躇もせずに勇者の鳩尾にストレートを入れた。

 そしてアッパー。

 

「くっ!!」

 

 勇者は聖剣で少女に斬りかか

 

「ふっ!」

「え!?」

 

 れない!

 少女のおたまの一振りにより聖剣は木っ端微塵の塵屑とかした。

 

「あ、やっちゃった。」

 

 どうやら少女は想像を超えたチートらしい。

 

「え、え?」

 

 狼狽える勇者

 の後ろより迫り来るフライパン。

 鈍い音が耳に届く頃には勇者は頭に大きく丸い綺麗な瘤をつくり気絶していた。

 

「勇者弱。」

 

 少女の嘲笑は続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 continue

 Yes!

 

「ってダカラ続けんな!」

 

 はーい。でも続けます。


修正:段落分け

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