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狐玲のお出かけ6

智也と狐玲は生活用品ほぼ買い揃る頃には日も落ちはじめて来た


智也「テレビと布団は明日届くのか~。今夜は俺、ソファーで寝るから布団は狐玲が使いなよ♪」


狐玲「身体が大きく成るまでは仕方ないな、でも約束ですからね!DDやDDSの身体に成ったら思いは遂げさせて貰います♪」


姓にも積極的な狐玲にたじたじの智也


辺りは買い物帰りの家族連れやカップルがやはり帰宅しようと池袋駅に向かっている


川越街道と明治通りの交じる五差路の交差点で信号が青に成るのを待っていると!


一台のトラックが暴走して智也達の入る場所に突っ込んで来た!


智也達は咄嗟に回避したが子供が取り残されている!


智也「ヤバい!」


智也が子供を助けようと飛び出した時


一筋の金色の光が子供を抱えトラックに引かれる所を助けた


その時智也は見た


金色の狐耳に尻尾がなびいた所を


狐玲だ!


キキキキィィィーーーーーーー


辺りにブレーキ音が響き


ガッシャーン・・・・・


トラックは電柱に激突して止まった・・・


騒然とする周り


智也「狐玲~!」


智也は叫びながら狐玲と子供が入る場所に駆けて行った


子供を抱き抱えている狐玲


智也「狐玲、怪我とかして無いか?子供は無事なのか?」


心配する智也だが


狐玲「うん♪大丈夫だよ♪心配してくれてありがと❤❤❤」


子供は泣きながら両親の元に走り出す


母親「ありがとうございます、ありがとうございます」


何度も頭を下げ狐玲にお礼言っている


父親「あの~、お名前は?子供を助けてくれたら御礼にもお伺いしなくては」


狐玲「名乗るほどの者では無いですよ♪当たり前の事をしただけですからね♪」


狐玲は智也の手を取りその場を後にした


智也「狐玲、本当に怪我とかして無いな!」


狐玲「う、うん、大丈夫」


強がって答えた狐玲だが右足を引きづった歩きに智也は人気の無い場所に狐玲を連れてく


智也「見せてみろ」


狐玲は痛めた右足を見せた


大きく腫れ上がったすね


智也「折れたのか?」


黙って頷く狐玲


智也「直ぐに病院に行かないと!」


智也が狐玲を抱き抱えるが


狐玲「待って!智也さん。妖力で治らないのよ!もしかしたらドールに戻っちゃうのかも・・・」


智也「そんな・・・せっかく狐玲と出かける事ができたのに・・・」


狐玲「・・・イズナ様なら治らない原因が判るかも・・・」


智也「判った!直ぐに帰ろう」


智也はタクシーを呼ぶと狐玲を乗せて自宅に帰宅した


自宅に戻った智也は狐玲をソファーに寝かせ社に手を合わせる


智也「イズナ様!狐玲が怪我をしました!狐玲の妖力で治せないみたいです!助けて下さい!」


そう願ったとたんにイズナが現れた


イズナ「何と!直ぐに狐玲の元に案内せい!」


狐玲の元にイズナが来る


腫れ上がったすねに手を当てると


イズナ「ふむ、どうやら完全に妖狐化する前に強い力を使ったせいじゃな。完全に妖狐に成るまでは丸一日かかるのじゃ。我の説明不足じゃった。智也、狐玲よ、許せ」


智也「じゃあ狐玲は大丈夫なんですね♪」


イズナ「当たり前じゃ。ただ、折れた足では妖力も安定もせんじゃろう。智也よ、人形の身体は予備が在るのかえ?」


イズナの問いに


段ボールを開けると某クスのダイナマイトボディを出した


智也「頭部は共通なのでいろいろボディは用意して在りますが?」


イズナ「「狐玲よ、人形に戻りたいと願ってみよ」


狐玲が目を閉じて願うと!


瞬く間にMDDに戻った


智也「狐玲・・・」


心配そうな智也人形に


イズナ「安定せい!頭部を予備の人形に付けてみよ!」


智也が狐玲の頭部をダイナマイトボディに付けて見ると♪


またもや瞬く間にダイナマイトボディが人間サイズの狐っ娘に変化した♪



MDDの時は40cmの3倍の身長は120cmの狐玲だったがダイナマイトボディは57cm


その3倍の171cmの身長でグラマラスな狐玲が智也の目の前に現れた♪


当然全裸で❤❤❤


智也「はあ~、また狐玲の洋服を買いに行かないと・・」


かくして智也は後日またもやランジェリーショップで恥ずかしい目に合うので在った



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