ダルテス家の人々
タイトルそのまんまで、ダルテス家の人の紹介です。
ジュリアス・エド・ダルテス (現在一歳)
本作の主人公。
ダルテス家の四男。四男三女の末っ子。
前世女という記憶が有るが、昔は昔と割りきっているため、あまり気にしていない。だが、恋愛対象がどちらかはハッキリしない。
性格はめんどくさがりで、他人と関わり合うのが苦手。というよりも、大嫌いらしい。だが、一度懐にいれたらその人に対し甘えまくる。現在、一番なついているのは長男。
容姿は、紅い髪に蒼い目。現在は女の子にしか見えない容姿をしているが、将来は中性的なイケメンになりそうだと、日々鏡を見てニヤニヤしている。
将来の夢は、仕事ができる女の子のお婿さんになること。
ミラスタ・エド・ダルテス (女性の年齢は聞いちゃ駄目よ?)
ダルテス家の四男三女の母。賢妻で良母。
ダルテス家で一番敵に回してはいけない人。昔、モテモテだった父の胃袋を掴んで結婚したのでは?と子供たちに言われるほど、料理上手。
容姿は、黒髪青目の見た目だけなら儚げ美人。性格は、見た目とは全くの真逆であるが、父曰くそこが良いらしい。
最近の悩みは、末っ子のジュリが人見知りすぎてどうやって他人と関わらせれば良いのか。ということ。
ジェイド・エド・ダルテス (現在三十五才)
ダルテス家の当主であり、王宮魔術師である四男三女の父。仕事ができて、子供たちにとって良い父である。
三十五才のナイスミドルである。
昔は非常にモテモテで遊び人だった。いったいいくらの紳士淑女の心を盗んだのか、わからない。だが、母と出会ってからは母一筋になった。
でも、母に逆らえない不純な人。その為か子供たちからヘタレと言われる。
容姿は、チャラチャラしたお色気男。紅い髪に、薄桃色の目をしている。
最近、嬉しかった事は仕事で疲れた時に、末っ子が頭をなでなでしながら「えらい。えらい。おちごと、がんばぁ~」と言ってくれた事。
ゼルバート・エド・ダルテス (現在十五歳)
ダルテス家の次期当主で、四男三女の中で一番年上の長男。
大変苦労性で、家の人たちに面倒事(駄々をこねたジュリ)を押し付けられる可哀想な人。だが、末っ子に一番なつかれている。
容姿は、黒髪、薄桃色の目で昔の父そっくりだが、真面目な為女遊びはしない。
騎士学校に通っている為、細マッチョ。
大変イケメンで、結婚相手として最高の相手な為、令嬢たちからアプローチされるが女嫌いな為、未だ婚約者は居ない。
最近、弟や妹たちに変な虫がつきはじめて、どうやって虫を潰そうか悩んでいる。ブラコン、シスコンである。
マリエッタ・エド・ダルテス (現在十三歳)
ダルテス家の双子であり、長女。次男のアルディアスと二卵性の双子な為か、あまり顔が似ていない。だが、どちらも美形である。
反抗期で家族に素直になれないお年頃。末っ子のジュリが、可愛くて仕方がなくてよく、兄弟でジュリを取り合っている。
容姿は、赤髪赤目のやや父よりで切れ長の目元を気にしている。どちらかというと、容姿も性格も男前な為令嬢にお姉さまと言われ、戸惑っている。
悩みは、双子のアルディアスは可愛い系の女顔なのに、自分は凛々しい男顔なのかということ。
アルディアス・エド・ダルテス (現在十三歳)
ダルテス家の双子の片割れ。次男。女顔なのを気にしてか、いつもだて眼鏡をつけている。ジュリに二番目になつかれようと、色々頑張っている。一番じゃないのは、ジュリの長男へのなつき具合が物凄いから。
容姿は、黒髪青目の母寄りで儚げ美人である。最近、友人だと思っていた男に告白され、どうしようか悩んでいる。
何故、マリエッタと性別が逆じゃなかったのかと、とても落ち込んでいる。
アリステシア・エド・ダルテス (現在八歳)
ダルテス家の三つ子のうちの一人目。次女。イタズラが大好きで、長男をよく標的にしている。イタズラでは、仕掛け作り担当である。
容姿は、母方の祖父と同じ金髪に青目。見た目だけなら、可憐な妖精さん。
最近、好きな男の子ができたが、長男が邪魔をしてくるのをウザいと思ってる。よく長男を標的にしているのはこのせい。
ルゼルシア・エド・ダルテス (現在八歳)
ダルテス家の三つ子のうちの二人目。三女。頭がよくイタズラでは、作戦担当。よくイタズラに引っ掛かる長男を、哀れに思えてきた。
容姿は、父方の祖母に似て、銀髪赤目。見た目は、天使の皮を被った悪魔。
性格がドSな為、クラスメイトの人たちから女王さまと呼ばれている。
その為か、イタズラはいつもえげつない内容だったりする。
アドルフ・エド・ダルテス (現在八歳)
三つ子のうちの三人目。三男。見た目が庇護欲をわきたわせるため、いつも誘きだし担当。
容姿は、金髪赤目。見た目、ウサギさん。だが、中身は狼である。
好きな女の子が出来たら、外堀から埋めていくタイプ。見た目に騙された女子は数知れない。だが、本人は騙された方が悪いと思っているため、怒られても反省しない。
こんなひねくれた性格だが、ジュリの事は可愛がっている。いや、ていうかジュリにしか優しくない。