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故郷

作者: 綴 詠士
掲載日:2026/03/28

「うおおおお!」

 俺は船から体を投げ出し、海に飛び込んだ。

 水の中に落ちたあと、手足を動かして浮上する。

「はあ、はあ」

 頭を水の上に出して、さっきまでいた船を見る。

 船は俺が逃げたことには気づいていないのか、そのまま進んでいく。

 俺は必死に泳いだ。

 何度も腕を動かし、足を振り。

 岸に向かって泳いでいく。

 溺れそうになりながらも必死に泳いでいった。

 そしてようやく、岸にたどり着いた。

 岸にたどり着き、浜を歩く。

 そして土の上でようやく座り込んだ。

 開放感を感じる。

 俺は逃げられたのだ。

「やったぞ……」

 どうにかして逃げることができた。

 とはいえ、気になる事もある。

 一面灰色の砂。それが続いていた。

「ここはどこなんだ?」

 どこにたどり着いたのかもわからない。

 村に帰るにはどうすればいいのだろう。

 だから俺は立ち上がり、そのまま歩く。

 そしてそのうちに、見覚えのある建物があった。

 灰色の大地の上に立つその家。

「俺の家?」

 見間違いようがない。

 どう見ても俺の家だった。

 だけどなぜここに?

 問いかけても誰も答えない。

 誰もいないのだから当然だ。

 だがなぜ。

「あ?」

 気が付けば身体が皺だらけになっていた。

「え?」

 なぜ?と思う間もなく、身体が崩れ。

 そのまま意識がなくなった。




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