要石 始めました ~魔術を一つも使えない俺のたった一つのとりえ、それはかわいい女の子がバーサーカーになるのを防げることでした~
物語の始まりはいつだって突然である。
「はじめまして。私のカナメイシくん?」
とある旅団に所属する少年レイは、そんなことを言われてしまった。
その日旅団に転がり込んできた少女リズによって、レイの人生は一変した。
「俺、何にも魔術使えないよ?」
「うーん、たぶんそれ私のせいじゃないかな?」
どうやら俺の魔術スペックは、すべて彼女をバーサーカーにしないようにすることに割かれているらしい。
「なんというピンポイント用途……」
「でも君がいないと国が亡んじゃうよ」
「おお、俺ってなんかかっこいい?」
「まあ、そんなことが起きるまで何にもできないんだけどね☆」
「上げて落とすスタイル!?」
これは誰もが当たり前に魔術が使える世界で魔術が使えない少年の物語。
初めまして。永池 直一と申します。此度初めて投稿しようと思いいたり投稿してみました。一週間に一話か二話の更新だとは思いますが、いろいろとアドバイスいただければなと思います。
「はじめまして。私のカナメイシくん?」
とある旅団に所属する少年レイは、そんなことを言われてしまった。
その日旅団に転がり込んできた少女リズによって、レイの人生は一変した。
「俺、何にも魔術使えないよ?」
「うーん、たぶんそれ私のせいじゃないかな?」
どうやら俺の魔術スペックは、すべて彼女をバーサーカーにしないようにすることに割かれているらしい。
「なんというピンポイント用途……」
「でも君がいないと国が亡んじゃうよ」
「おお、俺ってなんかかっこいい?」
「まあ、そんなことが起きるまで何にもできないんだけどね☆」
「上げて落とすスタイル!?」
これは誰もが当たり前に魔術が使える世界で魔術が使えない少年の物語。
初めまして。永池 直一と申します。此度初めて投稿しようと思いいたり投稿してみました。一週間に一話か二話の更新だとは思いますが、いろいろとアドバイスいただければなと思います。